さて、フェイスリフトが発表された308ですが、これに伴って現行型の新規受注が終了したとのお話でありまして。
これがどういうことを意味するかというと、すでに発注してある分を含めた在庫車のみの販売ということになるわけです。
もちろんこれはプジョーシトロエンジャポンの見込み発注分が含まれているので、直ちにディーラーの在庫がなくなるわけではないでしょうけど、仕様の選択肢が限られてきたりするわけで、欲しい人はこの辺が決断のしどころではないかと思うわけであります。
厳密にはメーカーの発注が終了したというだけの話であって、この段階でどの仕様、カラーが何台という風に数量が確定されるわけです。
それを各ディーラーが奪い合うという形になるわけなので、その店舗に在庫が無くてもメーカーの在庫リストにはまだ残っていたりするため、他の店舗を当たってみるとまだまだ希望の仕様を入手できる可能性はあるので、そんなに慌てる必要はありませんです、はい。
とはいっても、現行308については仕様がかなり限られているため選ぶといってもボディカラーぐらいのものであるわけですが。
さて、ここで問題になるのはフェイスリフトされた新型308の投入時期と、その中身がどう変わっているか、という点になるわけです。
ご存知のとおり、フェイスリフトされた新型308は、フェリーヌ顔とは言えない落ち着いたデザインになりました。いや、なってしまいました。
万人ウケするようにしたといえば聞こえはいいものの、没個性的とも言えるわけでありまして、どこのジャガーかマツダですか?みたいなものでして。
えぇ、個人的には現行型の顔の方が好きであります。
じゃあ中身はどうなのか?というと、昨年の6AT化された際にあらかたの変更を済ませてしまったので、実はフェイスリフト以外にあまり変化はないんじゃないか?とはディーラー営業マンさんの見解。
重量が-25kgというのが話題になってますが、逆に言うとそれ以外のトピックとしてはディーゼル仕様のみマイクロハイブリッド(e-HDi)搭載とかいう話ぐらいで、日本市場にはあんまり関係のない話でしょうしねぇ。
ってことは、前期型と後期型どっちを買うか?という話になってくるわけです。
これはすなわち、どっちのデザインが好みか?という話でもあるわけです。
新型308の国内投入時期は、ディーラーさん曰く秋ごろ、先日のLOVECARS!1周年の際にPCJの吉田部長に聞いてみたら夏ごろ、なんて話でしたので、実際のところは現行型の在庫状況次第というところでありましょう。
前期型の最終生産分が船便で日本に送られてくるのはもう少し先になりますが、プジョーというのは変な会社で、307の時もそうだったんだけど、マイナーチェンジ前後には変な仕様の車種が本国から送られてくることがあるそうな。
たとえば見た目は前期型なのに中身は後期型とか、頼んでもいない装備が付いていたりとかがあったそうです。
いずれにしても、欧州メーカーのクルマはそのモデルの最終ロットが一番熟成されていい味を出すなんて言われることもあるだけに、前期型最終生産分を狙うという大博打を打つのも、悪くないんじゃないかと思いますねぇ。
それにしてもカラーが…
ボディカラーが地味すぎて、どうしてもこれは!っていう気になれないのよ。
エーゲブルーとか、もっと明るいレッドとか設定してくれないもんかねぇ?
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