「生まれてきてくれて、ありがとう。」
なんていうのは、世のお母さんが生まれたばかりの赤ちゃんに対してよく使う言葉であるが、やっぱりこういう時にも使いたくなる。
そんなわけで、Nitendo3DS発売おめでとう。
いろいろ言いたいことはあるわけだが、やっぱり発売してくれないことには何も始まらないわけで、このプロダクトを世に送り出すために多くの人の知恵と技術を結集したわけだから、そこに対しては最大限のリスペクトを捧げたいと思う次第であります。
で、そんな2月26日なわけですが、有楽町のビックカメラで予約を入れてあったので別に焦る必要も無く、なんかの用事ついでに取りに行けばいいや、ということで行列に並ぶこともなく、また開封祭りなんていうのもスルーして午前の所用を済ませていたのでありました。
で、13:00頃についでで立ち寄ったヤマダ電機では、発売日当日だというのにブラックの3DS本体が普通に売ってた。(さすがにブルーは完売していたが)
ここで買ってしまえばわざわざ有楽町まで行かなくても済むなぁ、とぼんやり考えてみたものの、やっぱり色はブルーがいいってことでここは華麗にスルー。
休みの日に東京界隈へ行くなんてずいぶん久しぶりなので、せっかくだから電車でトコトコと有楽町へ向かったのでありました。
休みの汐留、銀座、有楽町を散策し、ビックカメラに立ち寄ってみると、特設売り場はもう落ち着きを見せており、対応する客もまばらの状態でありました。
本体と液晶保護シート、そして最終的にソフトをどうするか考えあぐねた結果、やはり「nintendogs+cats」だけを買うことにしますた。もちろん柴犬パッケージね。
期待値が低いとかブツブツ言いながらも、やはりこの手にモノがあるとワクワクしてしまうのはゲーマーの性というものであるわけだが、3DSで大きくフィーチャーされている機能に「すれちがい通信の強化」がある以上、このまま黙って帰るわけにはいかない。
そんなわけでビックカメラの休憩用ベンチに座って、さっそく開封してセットアップを始める40歳。
傍から見れば、どんだけ妊娠なんだよwとか思われても仕方がないわけだが、尾さえ切れない衝動の発露ということで許して欲しい。
基本セットアップはなんともないのだが、Wiiから導入されたアバター機能であるMiiの設定を行わなければならないのは誤算だった。
Miiについては2つの人種に別れる。
自分の顔に抵抗のある人と、そうでない人。
おいらは思いっきり前者でありまして、どうも自分の顔を鏡で見るのも嫌ならば、それをじっくり観察してMiiで似顔絵を作る気にもなれんのです。
あんましカッコよく脚色を加えるとこっちの内面を見透かされるし、かといって変に卑屈に作るとこれまた内面を見透かされるし。
どうせいっちゅうねん。
ってことで、自宅のWii用に作ったそれっぽいMiiを転送して使うことにして、とりあえず今は適当なキャラを作ってやり過ごすことにする。
目的はnintendogsでのすれちがい通信だ。
Miiなんかはどうでもいいのだ。
さて、設定を済ませて3D表示をサクっとOFFにして開始しましたnintendogs。
前回はけっこうハマって、卑猥な言葉で多彩な芸をするビーグル犬を育てて満足したわけですが、今回は3DSということでどれだけパワーアップしているのかとワクワクして始めたわけですが…
序盤で出来ることがまったく変わってねぇ…
犬を選んで我が家に連れてきてナデナデしたところで名前を付けろという。
しかも声で。
こんな公衆の面前で、自ら声を出して犬の名前など決められるか。
しかも卑猥なコトバなんか叫べねーっての。
とにかく声で名前を付けてあげないとまったく先に進めない状態になってしまい、ここであえなく中断。
帰り道にすれちがい通信を試そうと思ったのになぁ…
続きは家でやることになりましたとさ。
25000円の本体ということで質感と重量感はアップしましたが、やはりどこかオモチャっぽい感じのするNintendo3DS。
果たしておいらをどこまで楽しませてくれるのか?
期待してこれからあれこれとやってみることにしますです。
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