3月頭にちょいとプジョーさんのRCZをお借りして旅に出る予定なのだが。
この手のクルマを借りる際に困るのが、ETCとナビが付いていないこと。
まぁ試乗車にそんな豪華装備を付ける意味もあんまないので、それに文句を言うのは筋違いというものだ。
というわけで、以前308の6MTを借りて石川県まで行ったときは、スマートさんに付けてたポータブルナビを移植して道案内をさせたので良かったものの、ETCユニットについては準備のしようもなく、しょうがないからひたすら一般道を走ってみたわけだが、案の定死ぬほど疲れた。
人間、少しは学習するものである。
だったらETCを使えるようにすればいいじゃないか、と。
ETCに関する基本的な情報は
・車検証に登録されている車種情報をETCユニットへ登録する
・料金所ではETCユニットに登録されている情報を元に金額を判定する
・そのため1台のETCユニットを軽自動車等用と普通車用では併用できない
・軽自動車等用のETCユニットを普通車に取り付けて料金所を通ると違反
・普通車用のETCユニットを別の普通車に取り付けて料金所を通ることの罰則は無い
とまぁ、こういった前提条件があるわけだ。
一時のETCユニット無償提供みたいな過激なキャンペーンは終息しているものの、最近でもセットアップ込みで7000円ぐらいで調達できる。
で、こいつの電源をシガーソケットから供給させるように改造すれば、同じ種別のどんなクルマでも汎用的にETCを使うことができるようになる。
レンタカーでも、試乗車でも、友達のクルマでもETCが使えるというのは、遠出をする際に制限が無くなるので便利なのだ。
実は、軽自動車用のETCユニットは単品で1台用意してあるのだが、これはバイク用に調達したものだ。
これをRCZに流用してしまうと、普通車なのに軽自動車料金でゲートを通過することになり法律違反となる。
そのため、普通車用にもう1台ETCユニットを調達して、汎用的に使えるようにするというのが今回のミッションというわけだ。
今まで使っていたETCユニットを転用してもいいのだが、307swに積んであるETCユニットはナビと連動するタイプで、電源以外にも配線が必要だったりするのでこれはこのままにしておいて、新たに1台用意することにした。
ネットで安いETCユニットを探してみると、五反田のGate-inという店でKYE-005Aという古野電気へのOEM元の製品がセットアップ料金込みで5680円で販売している。(送料別途840円が必要)
実用面ではアンテナ分離型の方が使い勝手がよく、音声案内も最低限の機能がついていれば十分なので、これを注文することにした。
ネットでオーダーをした後、車検証と免許証と申込書をFAXもしくはメールで送付すると、中2日で我が家に到着。あっさりしたもんです。
で、電源のシガーソケットへの改造についてはこちらのページをまんま参考にしました。
シガーソケットはショートタイプ、圧着接続端子と念のため1Aのヒューズで新たに購入した部材はだいたい1000円ぐらい。
テスターで+と-を確認した後、ケーブルをカットして圧着。
実作業およそ10分。
通電チェックの後稼動テストを行ったところ、まったく問題なく動作したのでありました。
プジョー車の場合、フロントガラスが電波を遮断する構造になっているため、ETCアンテナを設置する場所はフロントガラス上部、ミラー取り付け部付近(黒く網目模様になっている箇所)に取り付ける必要がある。
この部分だけ注意すれば、ETCユニットを取り付けるなんざ楽勝ってもんであります。
これで旅の準備は整った。
さて、どこへ行こうかな?
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