『月刊アスキー休刊!』
といって、どれだけの人が残念がるのかはわからんですが、真相はどうも
そこに『月刊アスキー』の名前を冠するかどうかはわからんですが、いずれにしてもPC総合誌という位置づけを維持するのは難しい状況のようで。
最近のアスキーは、アスキービジネスオンラインといった、会員制サービスを展開することで、雑誌は無料、収入は広告とセミナー開催といった日経BP様などがお得意とするような事業をいろいろ展開しはじめている。
確かに、一般コンシューマ向けの話題を扱うには、ネットの速報性&数多の競合とのバッティングもあり、体力のない企業としては厳しいものがあったので、企業寄りに業態をシフトしていくのは自然な流れという気もする。
問題は、革新性といった部分がやはり感じられないことか。
なんでも最新のものに飛びつけばいいわけではないが、ビジョンを提示してそれを飯の種とするところが過去のアスキーの栄光と捉えている人も多く、月刊アスキーにそのイメージをダブらせている人も多いことだろう。
アスキーのアイデンティティでもありフラッグシップでもあった月刊アスキーの方針を巡っては、社内でもかなり激しい衝突があったと聞く。
それによりかなりの人材が辞めたという話もいろいろ聞いている。
新しい血を入れたアスキーが、今後月刊アスキー(もしくはその後継誌)でどのようなビジョンを見せてくれるのか、アスキーグループの端っこの方にいるおいらも気にはなっているところだ。
[2006.6.7訂正]
f/x IT系メディアニュース
■2006/06/07■
・ アスキー 「月刊アスキー」の新装刊を発表
アスキーは、4月の「2006年度 媒体説明会」で触れられていた
「月刊アスキー」の新装刊に関する情報を発表した。
「媒体説明会」では「8/末にリニューアル」という事であったが、
7/18売(8月号)を以って「月刊アスキー」の刊行を停止し、
10月に新装刊するとの事。※別途、7月下旬に発表会が開催される予定。
7/18売(8月号)は'77年に創刊された「月刊アスキー」を総括する大特集号となる。
ってことで、実際はあと2号を残す形となったようで。
ところで話は変わるが。
うちの会社のことを『アスキーの遺伝子を云々…』と触れ回ってる人がいるらしいが、そんな遺伝子を持った人たちはほとんど辞めちゃいましたけど大丈夫なんすか?そんなこと言って。
いや、別に王様の耳はロバの耳なんで、どうでもいいんですけど。
この記事へのコメント
BlogPetのぐるーむれいく2世
ところでアスキーと維持するはずだった。
ところでアスキーがここに状況へサービスしなかった。
いやぐるーむれいく2世は、ビジョンっぽい総合したの?
ところできょうは、冠もイメージされたみたい…
海鮮丼太郎
懐かしいエントリーへのコメントいただきありがとうございます。
当時フリーウェアや体験版の入手手段として、付録のFDやCD-ROMをありがたがってくれた方はたくさんいましたね。
コスト的にはけっこう厳しかったりしたのですが、それでもFD付いてる号って売れたんですよねぇ…
そうやって苦労して手に入れた話って今の人たちにはわからないでしょうね(笑)