お台場でMINI CROSSOVERの試乗会やってた

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BMW MINIが満を持して投入した新型車であるMINI COUNTRYMAN(日本名:CROSSOVER)。
さっそく激しいメディア露出が始まっているが、そのマーケティングの一環としてお台場にある駐車場を借りきって、「MINI OPEN HOUSE」というのを期間限定でオープンする。

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告知では1月29・30日となっているが、建物はあらかた完成しており、なにやらイベントらしきものが開催されていた。
たまたま見かけて面白そうだったので、ちょっと眺めてみることにしましたよ。

【MINI CROSSOVER. EXPERIENCE EVENT】

と書いてあることから、関係者向けの試乗会といった趣だろうか。
こういうのは雑誌媒体のライターや評論家向け、もしくは購入希望者向けに先行して開催されることは珍しくない。

OPEN HOUSEの会場横に用意された試乗コースは、パイロンスラロームや発進加速、狭いルートで車幅感覚の確認といったことが体験できるようになっている。

MINI CROSSOVERの実車を自分の目で見るのは初めてだが、やはり4ドアになると立派なスタイルになるよ…

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ん?

なんだこれは。

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何故かMINI CROSSOVERの試乗なのに、VWのゴルフが混ざっている。
なるほど、そういうことか。

ってことで、MINI CROSSOVERの仮想敵はVWのゴルフである、と。
ゴルフとMINI CROSSOVERを同じ条件で比較体験できることで、その優位性をアピールしようという狙いなのだろう。

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ゼロスタートでの加速を見ていると、たしかにMINI CROSSOVERの挙動はゴルフに比べても良好に見えるし、日本で一番売れてる輸入車であるゴルフを叩き潰したいという明白なメッセージを感じさせる。

予算の都合もあるんだろうが、競合車はゴルフしか用意していないということは、他のクルマは眼中にあらず。MINI CROSSOVERの敵はゴルフだけ、かぁ。

まぁ、いろんなクルマが出てきて、その中から自分に最適な一台を探すという楽しみが増える分には、消費者にとってはありがたい話ではあると思います。

で、LOVECARS!のイベントにもMINI CROSSOVERが来ていて実車をじっくり見れたんだが、たしかにコイツはおもしろい。
オモチャのようなメーター類や4人/5人定員を選べるなど、オプション品なども含めて自分だけの1台をカスタマイズするような感覚というのは、シトロエンのDS3に近いかな。

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キャラクターが被る分、DS3は商品力を高めないとけっこう大変だろうな、とは思う。

奇しくもDS3もMINI CROSSOVERも、2011年のWRCで競いあう仲であるだけに、DS3はラリーのイメージを高めた商品展開すれば突破口はある気がするけど、商品企画はどうなってるのかな?


ってことで、何かいけないもの見てしまったような気がしないでもない、ドキドキMINI CROSSOVER試乗会の模様でありましたとさ。
 

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