こいつら、真性のアホだw
【拡散希望】今週のタイガーマスクの売上は全額寄付します!http://bit.ly/dYXAMt 電子書籍なら売り切れはありませんので24時間いつでも伊達直人。思い切って拡散希望してみます><もう引き下がれない!よろしくお願いします! #ebookjapan
約4時間前 TweetDeckから
https://twitter.com/eBookjapan/status/25800344273424384
個人的には昨今のタイガーマスクブームに関してはかなり否定的な見解を持っている。
寄付や慈善の意識を否定するものではない。むしろ逆だ。
しかしそれは、きちんと必要なところに配分され、運用されることが大前提となるわけだが、24時間テレビや日本ユニセフの搾取問題などに代表される、集めたお金や物品がどのように役立てられているかという点まできちんとフォローできていない(しようとしない)市民が多い上、それは思いつきの範囲を出ておらず、結果として継続しての行動に繋がらない。
そんな状況が続いているから、いつまで経っても日本には寄付・慈善文化が根付かないし、困っている人たちは相変わらず困りっぱなしなわけだ。
こうした問題を解決させるためには、「寄付をしたい」「慈善活動に携わりたい」という気持ちを広げて、では「どうしたら具体的な役に立てるのか」を自ら学び、困っている人たちの構造的な問題に目を向けてることこそが必要だろう。
身銭を切ることだけが寄付・慈善活動ではない。
ボランティア活動だって、政治への働きかけだって見方を帰れば立派な寄付・慈善活動だ。
何が問題なのかをきちんと理解した上で、自分にできる事を行う。
活動の時間が確保できないから、金銭や物品の寄付という方法に行き着いたのなら別にそれでもいいが、気持ちはあるけど何やったらいいかわからないからとりあえずランドセルを施設に送りつけたというだけでは、単なる自己満足だ。
良かれと思って寄付したつもりでも、意味不明のために拾得物として処理されるなんて話は、無常を通り越してただのギャグだ。
そんなわけで、おいら個人は地域活動という点に焦点を当てて現在いろいろと仕込み中だ。
その中にはもちろんなんらかの理由で困窮している子どもたちも対象に入るわけだ。
で、話はまったく変わって冒頭の話に戻るわけだが。
一連の騒動によって「タイガーマスク」が再び脚光を浴びている。
元々人気のあるマンガではあったが、昨今は出版不況もあってなかなかタイガーマスクを在庫で持っている書店は少なく、また版元である講談社にもそれほど多く在庫があるわけではない。
そのため在庫が残りわずかという状態になっている。
こんなこともあろうかと、電子書籍も用意してあったんだ。
ってことで、数年前からタイガーマスクはケータイを中心に配信が始まっており、いつでも読めるということで着実な実績を上げていたわけだが、今年に入って突如話題を集めることになったため、フットワークの軽い電子書店はさっそくタイガーマスクを露出させ、しっかりと実績を稼いでいる。
そこに、昨今twitterにおいてその破壊的行動力で支持を広げているeBookJapanが、上記の告知をぶち上げたわけだ。
余計なことせずブームに乗ってただ稼いでりゃいいものを、こいつら真性のアホだw(一応褒め言葉)
売上を寄付するといっても、実質的には講談社から仕入れて販売している形を取っているので、その書店の取り分(利益)を寄付することになるんだろう。
純粋に売上金額を寄付したら、そりゃ神だw
で、ここで意地悪く注目したいのが、寄付先と内訳をきちんと開示するというその後のツイートから、eBookJapanのコスト構造が透けて見えるんじゃないか、なんて話。
何冊売れて、いくらを寄付するかまで開示したとなると、寄付額からeBookJapanがどれぐらいのマージンを取っているかが見えてくるし、それを嫌って純粋に売上を寄付したとなったら大赤字になる。
お茶を濁して寄付の額だけ開示したとしても、eBookJapanのポテンシャルがある程度見えてくる、なんてことにもなる。
すいませんねぇ、崇高な活動に対してゲスな勘ぐりしちゃいまして。
引っ込みつかなくなったtwitterマーケティングの末路がどうなるのか、非常に興味のあるところなので、素敵な寄付の使い道と詳細な情報開示を期待していますよw
そんなわけで、目が離せないeBookjapanのtwitterアカウントはこちら。
ちなみに、おいらも1冊買ってますw
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