2010年の輸入車市場を考察する(1)
さぁさぁ、年に一度の成績発表の時間だよ。
ってことで、JAIAによる12月の輸入車登録台数実績が発表になりますた。
12月の実績が発表になったということは、2010年の年間登録台数もFIXしたということになるわけです。
つまりこれで、2010年の輸入車メーカーランキングも確定したということです。
具体的な数値は上記のリンク先から確認してね。
以前は毎月の実績を追っかけてBLOGに書いてたんだけど、ヒマがなくなっちゃったのよね。ごめんね。
まずは12月の実績からおさらいすることにしましょう。
12月というのは多くのインポーターにとっては年間の締めの月になるので、どこも最後の販促活動に躍起になるもんですが、面白いもんで上位陣(1~5位)のメーカーは軒並み前年割れを引き起こしております。
かろうじて前年対比でプラスになったのはBMWだけで、つい先日もこんな記事が出て好調を維持しているように見えるアウディについては、前年対比65.4%と大ブレーキとなっております。
逆に第二勢力(6~8位)に関しては、フィアット以外は最後の頑張りが利いたのか、軒並み前年対比で大きくプラスに転じております。
ここで見て取れるのは、上位陣およびフィアットに関しては、2009年末の実績が好調過ぎたので、2010年はそれを上回ることが出来なかったのではないか、ということですかね。
実際、商品力の向上により上位陣およびフィアットに関しては他の輸入車ブランドに比べて販売回復が早かったこともあり、2009年後半はけっこうな勢いで販売していたので、その影響が出たんじゃないかというわけです。
アウディなんかはその顕著な例かと。
第二勢力以下については販売回復が遅れた分、2010年12月期の実績が大きくプラスに働いたということなんじゃないでしょうか。
もちろん、特別仕様を細かくリリースすることで消費者の注目を集める戦略をとったルノーやボルボ、DS3という(ここ数年では)新たなブランドを立ち上げたシトロエンなど、商品ラインナップや販促活動の強化といった売るための努力を重ねた結果であることは明らかなので、各メーカーともお疲れ様でした、と言いたいところであります。
ただし。
アルファロメオが不調。
商品ラインナップが減少傾向であるとともに、新型モデルも出てこない状況にあって、MiToにTCTを採用するなど商品力アップの施策を取っているものの、実績になかなか結びつきません。
ディーラー網に関しても、アルファロメオ専門店からアルファ+フィアット店へとリニューアルするところが増えているように見受けられ、そんなところにも若干の苦しさが感じられます。
12月実績を見ても、2010年実績を見ても、量販車種メーカーの中では唯一といっていいほど一人負けの様相であります。
アルファロメオが元気にならないと、ドイツ勢に対するカウンターカルチャーとしてのイタフラ車が面白くなくなるのでがんがってくらさい。いや、ホントに。
それでは、12月の実績確定で2010年の実績も出揃ったことになりますので、個別に見ていくことにしましょうか。
■2010年輸入車メーカーランキング(カッコ内は2009年順位との比較)
1位:VW (→)
2位:BMW (→)
3位:Mercedes-Benz (→)
4位:Audi (→)
5位:BMW MINI (→)
6位:Volvo (→)
7位:Peugeot (→)
8位:Fiat (→)
9位:Porsche (→)
10位:Renault (↑)
11位:Ford (↓)
12位:Citroen (↑)
13位:Jeep (↑)
14位:Alfa Romeo (↓)
15位:Jaguar (↓)
16位:smart (↑)
17位:Chrysler (↑)
18位:Land Rover (↑)
19位:Dodge (↓)
20位:Chevrolet(↑)
こんな感じになっております。
考察を加えるためにはもう少し時間が欲しい、ってことでこの続きは次回に。
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