シトロエンジャポンが独自のiPhoneアプリを開発してリリースしたそうです。
第一弾はC3を紹介する内容、とのこと。
Citroen C3(iTunesが開きます)
PCJ(プジョーシトロエンジャポン)としては、先にプジョーがRCZのアプリ(iTunesが開きます)をリリースしておりますが、シトロエンとしてもそれに倣う形でC3のアプリケーションを作ってみた、ということなんでしょう。
さっそくダウンロードを…
と思ったら、アプリの容量が20MBを超えていて、iPhoneの3G回線でダウンロードできる容量制限を越えておりました。
ってことで、PCでダウンロードして転送するか、WiFi環境からダウンロードしなければならないという手間が掛かります…
この手のプロモーションアプリは、話題になった時にすぐにダウンロードできるようにしなければ効果半減なのに、あまりこういう部分について考えが及んでいないようですな。もったいない。
で、C3アプリを立ち上げてみると、「C3カタログ」「C3ギャラリー」「試乗申し込み」「ディーラー検索」といったコンテンツが並んでおります。
「C3ギャラリー」「ディーラー検索」以外はアプリ内にデータとして持っているようで、ストレスなく見ることができるんですが、これは逆に都度外部からデータを持ってくるようにして、アプリ本体は軽くしておいた方がいいんじゃないかなぁ、と思ってしまいました。
これだったら20MBで収まったじゃん…
他にはtwitterのアカウントの紹介やメルマガ登録といった情報が並んでいるわけで、WEBに載っていることをアプリケーションにそのまま落としてきたという印象が否めません。
情報としては、“一度閲覧してしまえばそれで終わり”という性格のもので、何度も立ち上げる必要性が感じられないどころか、一度閲覧したらすぐに削除されてしまうような内容になっているのは、せっかくコストを掛けて制作したのにもったいない、という気がしないでもないです。
やはりアプリとしてiPhone内に保存され、何度も閲覧してもらえるためには、コンテンツの更新が行われるような仕組みでないといかんよなぁ、と思う次第であります。
iPhoneの普及もひと段落して、プロモーションアプリをただ作ってリリースしただけでは話題になることも少なくなってきた昨今。
マーケティング施策としてiPhoneを活用していこうというのなら、もう少し仕掛けの部分をきっちり考える必要があると思いますよ。
先にリリースされたプジョーのRCZアプリなんか、未だにディーラー検索掛けてもすべてのディーラーがヒットしないという体たらくを見せており、公式アプリとして非常に恥ずかしい作りのまま放置されております。
こういうのは逆効果なんだけどなぁ…
ってことで、プジョーディーラー検索であれば、個人が作ったであろうこうしたアプリの方がためになるよ、ってことを付加情報として載せておくことにします。
PEUGEOTディーラー検索
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