レボリューションの正式名称が決定しました。
Nintendo Wii
ですか。
WiLLなんて悪夢のような名前じゃなくて良かったが、コトバの響きと収まりの良さでいうと3文字以上の方が良かった気も駿河。
今までの仮称が『Revolution』だったということもあり、正直脱力感があるのは事実だ。
”ゲームの変革”という勇ましいプロジェクトコードと、断片的に開示される情報は、レボリューションの名にふさわしい内容だと感じていただけだけに、その結実としての正式名称がWiiという、親近感を前面に押し出したようなネーミングになるとは。
確かに、もう一度ゲームの前に人々が集まるように、という任天堂の想いが強いのはわかる。
それを商品名で伝えるためには、”変革”という勇ましいネーミングではなく、”ウィー”という親しみやすく柔らかい名称にしなければならないということなのか。
おいらは『Nintendo Revolution』で構わないと思っていたのだが、それでは一般の人にとってのゲームに対する興味のトリガーになりえないという任天堂の判断は、危機感の強さを感じるだけにある意味ショックだ。
娯楽の多様化に伴い、ファミコンの頃に比べてはるかに激しい可処分時間の奪い合い戦争の中にあって、玩具としてのビデオゲームの真価が問われることになるだろう。
任天堂が挑まなければならないのは、ソニーやマイクロソフトといった同業者ではなく、人々がビデオゲームという娯楽に金と時間を費やすか否かという、とてつもなく大きな相手になってしまった。先駆者としての責任もあるだろう。
なんか、ネーミングひとつとってみても、この大きなチャレンジに対する気が抜けない緊張感のようなものが感じられる。
さて、この柔らかいネーミングから、どんなサプライズが提供されるのか。
E3の発表に期待することにしよう。
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膝枕でテトリスDS