Web2.0。
このコトバによって案件価格は跳ね上がり、田舎のおじいちゃんの腰痛が治り、インターネットに夢見がちなあの娘のハートをゲットできるという魔法のコトバ。
そんなWeb2.0をビジネスとして捉えるとどうなのか?というカンファレンスが開催された。
で、おいらはこのカンファレンスの申し込みをすっかり忘れて、気がついたらあっという間に定員に達してしまったそうだ。
悔しいので情報をいろいろと集めていたら、今回はなにやらストリーミングで会場の模様を写し、尚且つその上でチャットによるオンライン参加ができるというではないか。
こりゃ参加しなきゃもったいない、ってことで開始時間直前から張り付いていたのでした。
ってことで、こんばんは。tektrekこと、
グリーンのフォントでめちゃくちゃ書いてた張本人です。
運良く20名という限定された参加者の一人に紛れ込み、カンファレンスの開始を心待ちににしていたのだが、最初の30分間ほど、映像は出るものの音声が一切聞こえない。
参加者みんなで「声!」だの「音!」だのといった苦情の書き込みを延々と続けるものの、状況は改善されず。
おそらく基本的なWeb2.0の定義の説明であったであろう部分を聞き逃してしまった。
しかしまぁ、こういうときはアイディア出てくるもんで、オンライン側は最高の技術を駆使して『雑談2.0』と化していたのだった。
途中から音声が復帰すると、電脳卸の木村大将と、時の人であるドリコムの内藤社長の話を、途切れ途切れではあるが聞くことが できるようになった。
最初の部分から聞きたかったなぁ…
現在のお二方のビジネス展開における考察をあれこれと聞かせてもらって、自分でも考えるところがいろいろあった。
システムを提供したところで、それをどのように使っていくのか、どうやってビジネスに発展させていくのか。
システムを構築するのはゴールではなく、スタートである、と。
そして共通しているのは、システムを収めるのではなく、その上で動くサービス・コンテンツを提供するんだという発想。
どこぞの会社のように、Web2.0が流行ってるからって、システムだけ売ればいいなんて甘い話ではないのだ。
仏像作って魂入れずなんてことのないようにね。
有意義な2時間半だったが、最後の質問タイムでオンライン側から代表して、
「ケータイのプラットフォームについてどう思うか?」
と質問してみたところ、意外にも、お二方ともケータイについてはあまり詳しくご存知なく、しかしケータイプラットフォームについてはもはや無視できない規模になりつつあるとの認識だった。
今年はいろいろと仕掛けていかれるそうだ。
最後のケーススタディでは、会員数は伸びつつあるものの、赤字が続くBLOG事業をどうするか、という問題が出された。
売却か、強化か、発展的新規事業か。我々オンラインチームはなかなか結論が出せずにあれこれと雑談を繰り返すのみ。
会場での発表も、結構戸惑っているものが多かったようだが、意外にもドリコム&電脳卸のお二方は売却という線に注目した発言をされていた。
ってことで、我々オンラインチームの結論としては、
『考えること=Web2.0』
という、なんか抽象的なコトバを書いて逃げてみた(笑)
こういうのを世間では、問題の先送りと言うのだが、Web2.0自体、まだまだ定義は曖昧なので、そこにどれだけ自分の付加価値をくっつけていくことができるか。やはりこれは、考えるしかないのではないかと言う我ながら後付としてうまい理由を思いついたものだと感心する。
会場には行けなかったけど、楽しい時を過ごさせてもらいました。
オンラインチーム各位、お疲れ様ですた。
そして、会場に行けない人のためにこうしたシステムを立ち上げてくれたスタッフの皆さんにも感謝。
次回はぜひ会場に行きたいなぁ、ってことでトラックバックなんかを仕掛けて寝ます。
それにしても、AirH 128Kでの接続はキツかった…(笑)
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