戸井十月の個展に行ってきた

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土曜日の話なんだけど。
戸井十月のユーラシア大陸大紀行がNHKで再編集されて放送されたのにあわせて、戸井十月がこれまで五大陸を走破した際に撮影した写真の個展が開催されていた、なんてことを最終日の13:00に気が付いた。
なんでもこの日は14:00から本人のギャラリートークも開催されるとのことだったのだが、さすがに今から行っても間に合わない…しかし、せっかくの個展を見逃すわけには行かない。ってことで、電子コミックサミットの前に慌てて市ヶ谷を訪れたのでありました。

場所は六番町のスペイン国営セルバンテス文化センター

約100枚の写真には、まだ髪の毛が黒かった頃の戸井十月の写真や、南米、オーストラリア、アフリカなどの人々の等身大の日常が写っていた。
こうした写真を通して、戸井十月が何を感じて旅をしていたかの片鱗が少しだけ感じられるようで嬉しい。

また、中国国内では不用意に写真を撮ると身柄拘束だけでなく、それまで撮影した写真やビデオを没収されるなんて危険もあったらしく、中国国内の写真が非常に少ないのも印象的だった。
(戸井十月本人が中国を嫌いという理由もあったんだろうけど)

できればこれらの他にもたくさんの写真があるはずなので、写真集として出版してもらいたいものだと強く思う次第なり。

それと、ユーラシア旅の模様を本にしてくれないのかなぁ。
もう1年経つんだから、そろそろ焦らしてないで土産話聞かせてよ。
 

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