iPod classicを買ったのだ

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先日42Z1をヤマダ電機で購入した際に発生したポイント分で、iPod classic 160GBを購入した。
先日のカンファレンスでは、iPod touchやiPod nano/shuffleの刷新はあったものの、classicに関してはまったくアップデートされることがなかった。
これはすなわち、アップルは駆動系のドライブ(HDD)をデバイスから排除する方向に舵を切ったことを意味する。
どういうことかというと、シリコンメディアの価格が安くなったこともあり、HDDを搭載しなくてもメディアプレイヤーとして最高で64GB(iPod touch)まで対応させることができるようになった。
そして、先日発表された新型Mac Book Airに至っては、内蔵HDDの代わりにSSD、OSの供給メディアとしてDVDからUSBメモリに変更されるに至り、駆動系のドライブを一切使わずシリコンメディアだけでコンピュータを成立させてしまった。

とはいえ、iPod classicに搭載する160GBのHDDのおかげで、大量の音楽と写真、そしてムービーのデータを1台に保存するという、メディアサーバーとしての機能は捨てがたい魅力がある。

“すべてのライブラリーを手のひらへ”


この言葉の意味するところは非常に大きく、特においらのようにすべてのライブラリーをふだんの外出で持ち歩いたり、カーステレオに接続したり、といった用途を賄えるのは、事実上世界ではこのiPod classic1種類しか無いと言っていい。
そのiPod classicではあるが、Appleはもう新製品投入に積極的ではない。
(名称からしてiPod classicと名付けることでメインストリームの製品ではないと宣言しているし)

シリコンメディアで100GB以上を実現するにはまだコストが高くなってしまうので、iPod classicはそれなりに価値があるのだが、なんでこの路線を強化しないのだろうか?それは理解するにはもうひとつの潮流であるクラウド化の流れを理解する必要がある。

昨今騒がれている“クラウド”ではあるが、基本的な考え方はコンテンツやプログラムを自前の端末に持たず、サーバ上にデータを持たせ、必要なところをネット回線を使って都度取得するという発想だ。

世の中の流れとしてこの傾向がどんどん進行しており、Gmailなどですでに手元にメールデータを保有していなくてもまったく問題ないという人も多いだろう。
要はその流れがもっと広がっていくということだ。

AppleはiPodやiPhoneの成功によって、このクラウド化を加速させる方針だ。
つまり、クラウド化が進むのであれば、手元にコンテンツを保存するための大容量ストレージは必要ない。
シリコンメディアの価格が安くなればバランスを見ながら容量をアップしていくことはあるだろうが、あくまでそれはクラウドとのバランスを考えてのことであり、iPod classicの直接的な後継機種を作るというつもりではないのだろう。

そんなわけで、おそらくiPod classicは、最後のHDD搭載iPodになるという可能性が極めて高いため、無くなってしまう前に買っておこう、という気持ちになったのであった。

そんなわけで、ポイント分でうきうきショッピングしようと思ったら、なんかもう在庫がほとんど無いらしい。
ブラックを買おうと思ってたんだが、シルバーが1台あるだけだって。
あぶないあぶない。

帰ってきてセットアップを終えて、シリコンジャケットを装着。
うん、最新型のiPodは薄くて軽くて36時間も持つからいいね。

あとは、ご機嫌な音楽を聴きながらドライブにでも行きたいもんだ。




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