テレビを買い換える話(3)

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おかしいな、さっきまでの記憶がない。
おや?首のところに何か埋め込まれてい…


おはようございます。
良い天気ですね。
今日も皆様が幸せでありままままますように。

そんなわけで、時間の感覚が変なのだが、話の続きだ。


■ヤツを捕まえて白状させろ!
そんなわけでヤマダ電機にやってきた。
ヤマダの他にも複数店舗が並存する複合店舗なので駐車場待ちのクルマが列を成している。
その駐車場待ちのおかげで周辺道路が渋滞しており、導線の構造的な問題を露呈している。
近隣住民や店舗にとっては迷惑な話だろうなぁ。

初めてやってきたこの店は、そこそこのフロア規模を持つ店舗で、液晶テレビも各社のモデルをサイズ別に展示してあり比較検討するのに適している。
けっこうな数の客で賑わっていた。
やはりエコポイント改悪のニュースが知れ渡っているのだろう。

まずは一通り各社の液晶テレビをチェックする。
発色の好みとしてはソニーのBRAVIAとパナソニックのVIERAも捨て難いが、やはり東芝REGZAに目立った欠点も見出せなかったので、当初の予定通り東芝の2機種(42Z1と42ZS1)に絞って情報を集めることとする。

そんなわけで、前のエントリーで書いたメーカー派遣要員をチェックだ。
特にある程度年齢の行っている男性であれば、東芝関係者(メーカーもしくはメーカー系販社)である可能性が高いので、詳しい商品情報から価格交渉まで対応できる。
そんなわけで、東芝の名札を着けている説明員をとっ捕まえる作業開始。


■Z1とZS1の違いってなんだ?
さて、前のエントリーに書いたとおり、Z1とZS1はスペック的に酷似している。
どちらを選べばいいんだろうか?

簡単なスペック上の差異はこんな感じ。

42Z142ZS1
発売時期2010年6月2010年8月
価格30万円前後(発売時)20万円前後(発売時)
バックライトLEDCCFL管
液晶駆動速度倍速Wスキャン倍速
消費電力175W280W
外形寸法1020×338×704mm1009×338×714mm
生産規模大量生産少量生産
価格.com最安値(10/25現在)115,000円前後125,000円前後


フラッグシップモデルとしてZ1シリーズが登場したのは今年の6月だった。
これに対して、2ヶ月も経たないうちにほぼ同機能を持つZS1シリーズが何故出てきたのだろうか?

Z1シリーズの廉価版としてその下の価格帯をフォローするためだとばかり思っていたのだが、映像のキモとなる液晶にWスキャン倍速が使われている。
Z1シリーズよりスペック上は高性能なのだ。
しかし、市場のトレンドはLEDバックライトだというのに、なぜCCFL管なんだろうか?

そんなわけで浮かんできたZ1とZS1に対する疑問は以下のとおり。

 (Q1)ZS1とZ1の商品的位置づけは?
 (Q2)CCFL管を採用しているのは何故か?
 (Q3)なぜZS1の方がWスキャン倍速で高性能なのか?
 (Q4)ぶっちゃけ、東芝としてはどっちが力入ってるの?

答えだけ先に書く。

 (A1)「間に合わせで作ったのがZS1」
 (A2)「年末にかけてLED調達に支障が出る可能性があったから」
 (A3)「LEDバックライトではWスキャン倍速は採用できないから」
 (A4)「ZS1なんか売る気ありません」


きっぱり、簡潔に言い切りやがった。
なんだこいつ、本当に東芝の社員か?

他メーカーの人間が東芝の社員のフリして適当なことを言ってるんじゃないか?と何度も「あなた、本当に東芝の人?」とこちらが質問してしまった。

説明を聞くと、Z1シリーズはLEDバックライトで発色が良いものの、LED制御の特性上W倍速スキャンを搭載することができない。
それに対してZS1は、従来のCCFL管を採用しているため、Z1シリーズとの微妙な差別化のためにWスキャン倍速を搭載した、ということらしい。

同じフルハイビジョンの番組で比較した場合、Z1のLEDバックライトは白の発色が鮮やかで、寿命が来るまでほぼ同じ白さを再現できる。それに対してZS1シリーズのCCFL管は、多少黄色っぽい白という発色になっており、経年劣化でだんだんと暗くなっていく可能性がある、とのこと。

これはまぁ、Z1を買わせたいための方便ということで話半分で聞いてはいたが、どちらの色がいいかと言われればZ1の白の方が好みであり、またWスキャン倍速でなくても画像のガタつき感はそれほど感じられなかった。

ということで、なんでZ1のすぐ後にZS1が出たのか理由を詳細に尋ねてみると、そもそもZS1という機種は当初予定されておらず、間に合わせで作った機種だというのだ。
確かにZS1のパンフレットはペラ紙1枚という簡素なものだった。主要ラインナップの場合はちゃんと総合カタログで性能を事細かにアピールするもんだが、ZS1については明らかに力が入っていないのが明確だった。

なんでこんないらない子が生まれてきたのかというと、上記した通りZ1用のLEDが足りなくなるかもしれない、というのが原因だったそうだ。
Z1が好調ではあるものの、LEDが不足しては年末商戦で大変なことになる。
そのため保険として、従来のCCFL管をバックライトに使った商品をラインナップすることで保険をかけた、ということなのだそうだ。

しかし、フタを開けてみればLEDの調達は特に影響がなく、Z1についてもフル生産できていることから、ZS1の存在意義そのものが無くなってしまい、東芝としても生産を徹底的に絞っているそうな。

そんなわけで東芝としても年末商戦はZ1シリーズに力を入れて販売する方針であり、価格戦略も積極的に打って出てきている。
その反面、ZS1は製造原価は安いものの少量生産しかしないため、店頭ではなかなか値崩れしないという状況を生んでいる。

それを表すように、ヤマダの店頭価格はZS1は「現金特価で132800円」に×がつけられてもう少し安くなりそうな感じではあるものの、Z1に関してはタイムセールの5台限定でなんと「129800円に20%のポイント還元」だってさ。実質104000円かよっ!

待て待て待て待て。
ここで冷静になって考える。
価格.comと比較しても最安値クラスではあるが、あくまで今日は情報収集だ。
しかも、まだテレビを買い換えることを妻には言っていない。
金を出すのはおいらだとしても、この辺の調整ぐらいはしておくべきだろう。

そもそも、年末商戦が前倒しになったからといっても、エコポイントの申請に間に合うんだったら急ぐ必要もない。
ヤマダ電機で買わなくても、現金問屋であればポイントという形ではなくて現金でもっと安く買えることはわかっている。
ここで焦る必要はないじゃないか。


■サービスに対する対価
さて。
ここでおいらが買い物するときのルールを紹介しておく。

 ・きちんと接客をしてもらったら、その担当者から買う
 ・無理な値引き交渉はしない


“鬱欲番長”(ってこれスタパ齋藤の物欲番長のパロディなんだが、もう誰も知らんか…)を名乗るおいらとしては、安く買うための執着はかなり激しい。
現金問屋で買えば安いことがわかってるなら最初からそっちへ行く。
ただ、今回のように購入する商品を特定していない場合、商品選びを手伝ってもらったような場合は、商品説明などのサービスに対する対価として、多少高くてもその販売員から購入するようにしている。
(販売ノルマの一助になればいいという発想)

今回のようにZ1とZS1の違いを教えてもらったりとか、システム構成に際して必要なアドバイスなどを受けた場合はなおさらだ。

ということでもうおわかりですね?
 
 
(つづく)
 

この記事へのコメント

  • southbound

    目にやさしいことを最優先でTVを調べててCCFLかLEDか悩んで悩んで悩んで悩ん(以下略)CCFLも候補に考察中のわたしとしては、衝撃のブログでした。

    なにより衝撃なのは東芝の社員でしたが・・。

    結果的にそいつからLEDを買ったってこと?でしょうか。

    あたまが悪いんで最終ジャッジが読み取れないわたしとしては、結論が非常~に気がかりです。


    2011年03月25日 10:31
  • 海鮮丼太郎

    わかりにくくてごめんなさいね。
    結局購入したのはLEDのZ1です。

    CCFLを悪く言うつもりもないですし、正直言って好みの問題のような気もしますが、個人的にはLEDとCCFLのバックライトの経年劣化というポイントで、LEDに分があるという判断と、なにより気持ちよく買い物ができたということで、Z1を選んだのでありました。

    2011年03月25日 10:44

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