PSAとBMWに提携強化の可能性

 
仏PSAと関係強化を模索=資本提携の可能性も-独BMW社長


ということで、すでにガソリンエンジン供給に関して深い関係にあるBMWとPSA。
(1.6Lエンジンの共同開発も実質的にはBMWがイニシアチブを持って開発している)

高い技術力を持つものの、小型量販車種の展開が苦手なBMW。
MINIのラインナップで量販グレードを充実させようとしているが、プレミアム化でなかなか販売数が伸びない。

それに対して、全方位ラインナップを持つものの、自社の弱い技術は基幹部品(上記エンジンやトランスミッション等)であっても外部調達を厭わない姿勢のPSA。

選択と集中によってそれぞれ得意分野を持つ両メーカーであるが、弱点もまた無視できなくなってきたというところだろうか。

今年の初めには三菱自動車との資本提携話が流れたばかり(その代わり技術提携関係は拡大)だが、今回のBMWとの提携拡大方針については、両者のメリットを活かす形で着地点を見出せるかもしれない。

問題は、この提携のイニシアチブをどちらが握るか、ということなのだが。
企業規模で言えばPSAの方が大きいものの、技術開発ではBMWは高いコア技術を持っている。
BMWの技術を提携によって如何にコスト低減を図るか、という視点での検討が進んでいるじゃないかと思われ。

まだ検討段階だろうからあらゆる可能性を模索中だろうが、三菱自動車とはEV関連の開発で提携拡大を発表しているPSAだけに、エンジン系での提携強化の線が強いのかな。

欧州メーカーでは資本提携の事例が増えている中で比較的おとなしかったPSAとBMWの提携が進めば、それはそれで面白いとも思うんだけどね。

さて、どうなりますやら。
 
 

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