レクサス、初のリコール

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GS430、GS350、IS250、IS350のリコール

普通の乗用車がリコールの届出をすること自体は特に話題にもならなくなったが、ことレクサスに関してはマズかろう。
少なくとも、コストを掛けてしっかりした部品を使い、丁寧に組み立て、おもてなしwの心を持って届けている、と顧客には思われているのに。
今回リコールの対象となった部品は、シートベルトのロック機構というユーザが取り扱う頻度の高い部品で発生している。

別にコストをケチっているわけではないはずだ。
ただし、部品の組み付けテストや個々の部品の品質チェックおよび耐久テストをきちんと行っていなかったという指摘を免れることはできないだろう。

高級輸入車と言われるメルセデスだって、リコールがないわけではない。
この一点だけを以ってレクサスを云々と評価するつもりはないが、過剰な品質への期待というのは、やはり持たないほうが良いということなのだろう。
だとすると、日本においてレクサスを積極的に選択するという意味は、実はあんまりないんじゃないだろうか、ということが言いたかったりして。
いや、魅力的なクルマが出てくれば別よ、もちろん。

レクサスディーラーを訪れると、総出で深々とお辞儀をして迎えてくれるのだが、おもてなしっていうのはそういうもんではないじゃないのかなぁ、などという微妙な違和感と相まって、どうも植えつけたいイメージと実情の乖離を感じずにはいられない今日この頃。
 

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