店長の何気ないひとこと

 
スズキのグースに乗るようになってから、世話になるバイク屋を変えた。
単に、以前世話になっていた店がホンダショップだったから、というのもあるのだが。

そんなわけで、その店では車検を2回と何かあった際のメンテナンスを毎回頼んでいた。
まぁ、いわば馴染みの店になった、ということなわけだ。

それなりに顔も覚えてもらってあれこれ話をしていると、それなりに情も沸いてくるというものであって、今回の事故の件でもいろいろとアドバイスをしてもらった。


今朝、自分の加入している保険会社から電話があった。
現在の交渉の進捗と、今後の流れについてのアドバイスが主な話だったが、相手方の保険会社がバイクの状況を確認に来たところ、やはり結論はバイク屋の店長に言われたとおり修復不能=廃車で、その分の損害を保険金で支払うという方向で話が進みそうだということ。

いつまでも事故車をバイク屋に置きっぱなしにするわけにもいかないので、廃車の手続きと今後どうするかについて相談に行った。
店長の開口一番は

「で、バイク乗るのやめちゃうの?」

との言葉。
まぁ、バイク屋にしてみれば、今後も客であり続けるかどうかが重要なのだろうが、それだけではないバイク乗り特有の連帯感みたいものから発せられた言葉だった。
バイクは趣味の乗り物であって、それを維持することは他の趣味に比べればいろいろとリスクが伴う。

反射神経の衰えによる危険回避能力の低下。
それに伴う事故の危険性。
バイクのメンテナンスコストの金銭的負担。
家庭環境の変化などの外的要因。

ほかにもいろいろあるが、それだからこそバイク乗りというのは連帯感が生まれやすい種族なのかもしれない。
店長のこの一言に対して、おいらは「可能であれば乗り続けたい」、「金銭的に余裕はないので、保険で出た額+αしか出せない」という気持ちを伝えた。
すると店長は、「予算を決めてくれればその中で最適なバイクを探してあげるよ」、なんて泣かせる話をしてくれるじゃありませんか。
こちらの予算が限りなく低くなることがわかっているのに、ここまで言ってくれるというのはやっぱり好きでバイク屋をやっているからなんだろうなぁ、という気がした。

身体が回復しないと保険金の話もできず、バイクの購入の話も進めようがないが、とりあえずグースの廃車手続きについて打ち合わせをしつつ、今後いろいろ考えていきましょう、なんて話しになったのでした。

こういう、客と親身になって付き合ってくれる店があるって事は大事だね。
早く身体を治して、またバイクでいろいろと出かけたい。
そんなポジティブな気持ちになりましたとさ。 
 


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