そうだ、露天風呂に行こう!

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4連休であります。
さぁ、海に、山に、知らない町に旅に出よう!

…なんてわけにもいかず。
先週末の3連休は初日に空調の修理のため在宅してなきゃならなかったので結局旅らしいこともできず。

かといって今回の4連休も後半二日は妻の実家へ行かねばならのぬで実質的に今日と明日でどれだけ充実した日を過ごすか、なんて話しになるわけです。

そんなわけで、ダラダラと午前中を過ごしていたところ、急に俺に何かが憑いた。
そうだ、露天風呂に行こう!

ってことで、GoogleMapをぐりぐりと動かしながら、目をつぶって指差したところに行く、ダーツの旅ならぬGoogleMapの旅開幕。

縮尺を関東近県に定め、指が止まったのは奥多摩方面にある檜原村。
本当は山梨ぐらいまで足を伸ばしたいと思ったのだが、午後から出かけて今日中に帰ってくることを考えたら、奥多摩ぐらいがちょうどいい。

ってことでさっそく風呂の準備をして玄関を出る。

・・・なにこの雨。

叩きつけるような豪雨の中、今回はプジョーさんで出撃。
ルートは甲州街道から奥多摩街道を通る一般的なルートにしたのだが、とにかく道が混んでいる。
この辺って昔からこんなに混んだっけ?
その後都道205号へと入り檜原村を目指すわけだが、ひとつ重要なことを忘れていた。

峠道を走るハンドル操作は、肩に負担が掛かる。

事故に遭ってから2週間たち、関節に負担を掛けなければ腕の上げ下げぐらいはできるようになっており、輸入車ゆえにウィンカーレバーも左手で操作ができることもあって、傷めた右手を使わなくてもなんとか運転はできるのであるが、それはハンドル操作の少ない街中に限っての話であった。

というわけで、ここまで来たら帰るわけにも行かず、イテテテとか言いながらカーブを曲がっていくおいらとプジョーさんだったのでした。

檜原村にはいくつかの温泉があるようだが、とりあえず目に付いた数馬温泉で一休みすることにした。
到着時刻は16:30。

雨は激しく降っている。
当然のことながら客は少ない。
っていうか、風呂に誰もいないんですけど…

目的は露天風呂でゆっくりすることだったので、どれだけ雨が降ろうが、露天風呂なのだ。
目の前には月夜見山へと続く山の景色。
誰もいない露天風呂でボーっと時間が過ぎるのを楽しむ。
けっこう贅沢だよな。雨さえふっていなければ。
そんなわけでたっぷり露天風呂とサウナの往復を堪能して2時間経過。
食堂で山菜そばを食べて空腹を満たす。

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でも、この手の山菜そばって、地元で取れた山菜を使ってるケースってほとんどないんだよなぁ。
出来合いの山菜のモトを使ってるのがバレバレで興醒め。

さて、これからどうするか。
この先の奥多摩周遊道路は19:00になると閉鎖されてしまう。
しかし、せっかくここまで来たんだったらワインディングを楽しんで奥多摩湖畔経由で帰路に着くのも悪くない。

時刻は18:40。
残り20分。
さて、どうしたもんか…

平均時速ぬわわkmぐらいで疾走してみたら、結構楽しい道でありました。
奥多摩湖側のゲート手前で警察車両が道路封鎖の準備をしているところを慌てて通り抜け、右肩に走る激痛を抑えながら暖かいコーヒーで休憩。
本当はこの道は昼間にバイクで走るのが一番楽しいんだけどね。

ってことで、お預けになった秋のバイクツーリングの代わりも果たせたので、帰路に着きましたとさ。
奥多摩のルートは東京近郊からアクセスしやすいワインディングロードとして人気があるが、問題は奥多摩に辿り着くまでの道が激しく混雑してることだよなぁ。
これだったら、秦野からアクセスできるヤビツ峠の方がはるかに楽しいと思いましたよ。

あれ?温泉の話がいつの間にかワインディングの話になってる…
そんなこんなでまとまりがなくオチもないまま終わる。
 


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