そこに客はいるんだろうか?(1)

なんとなくケータイでゲームをやってて思った事。

プレイヤーではなく、ビジネスの視点からちょっと感じたこと。
個別の作品の品質についてはあんまり不満は無いものの、はたしてそこに客はいるんだろうか?って話。

最近ケータイゲームの制作予算がどんどん削られているなんて話を耳にしたりするわけで、そんな限られた予算の中で、魅力のある作品を作るなんていうのは厳しいよなぁ、と。

で、ふと視点を変えてみる。
今、ケータイではどんなゲームが好まれているのか?

正直言うと、ケータイでのゲーム熱は冷めてしまっていたのでほとんどチェックしていなかったが、従来であればコナミやナムコ、セガといったゲーム大手が、その豊富なラインナップで市場を席捲しているイメージがあった。

しかし、現在公式サイトのカテゴリ別で見ると、こうした総合的にゲームをリリースするサイトの登録は10サイトしかなく、ミニゲームや個別ジャンルに特化したサービスのサイトが無数に存在している。

個別のジャンルのサイトは、ドラクエや桃鉄といったネームバリューのあるタイトルが単独でサービスを行っているということで理解できるのだが、ミニゲームのジャンルがここまで幅を利かせているとは思わなかった。

幅を利かせているということは、プレイするユーザが多いということだ。
そして、ミニゲームといえば、昨今はモバゲーやGREEといった無料ゲームが席捲している。

つまり、ケータイでゲームをプレイするユーザというのは、その大半がミニゲームのプレイヤーだ、ということになるわけだ。

別にミニゲームがくだらないとか言うつもりはぜんぜん無いが、現実問題として制作費を安く上げることで、タイトル数を量産するような開発会社が多いであろうことは想像に難くない。
そんなのを相手にして、ゲーム大手であるコナミやナムコ、セガはどう対抗していくんだろうか?

プレイヤー減少→コスト削減→制作費カット→開発会社(゚д゚)マズー

この負のスパイラルから抜け出す方法を考えるのはけっこう大変だなぁ、と思う次第であって。

つづく。

この記事へのコメント

  • 超クライマックス暑気中りフォーム

    火の国から戻りました。
    最初逆から読んだから、なんだかわかりませんでした(w。

    まぁねー、そうなんだよね、はっ!‥ここで語る事でもないか。

    では、また。
    2010年08月16日 13:12
  • 海鮮丼太郎

    うむ、勢いで書いたのでなんかまとまってないが、もう少し突っ込んだ話を西谷のすかいらーくでしようか。

    時間取れ。

    2010年08月16日 13:46

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