208RCZのデザインスケッチ

208
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ってことで、一足早い夏休みを満喫したので通常営業に戻りました。

プジョーさんがここ数年で投入を予定しているという14車種のラインナップのうち、208RCZなどと呼ばれているバジェットクーペのデザインスケッチが公開されております。

Peugeot sketches out its Puma rival

AutoExpressのインタビューで今年1月からチーフデザイナーに就任したジル・ヴィダルが描いたものとされておりますが、すでに出回っている予想CGの路線とズレはなく、基本的にはモノフォルムにSR-1のエッセンスを取り入れたという路線であり、見方によってはホンダのCR-Zや日産のフェアレディZのようにも見えますな。

208rcz_cg.jpg

欧州でもクーペの需要はそれほど大きなものではないにも関わらず、こうしたコンパクトかつ低価格なクーペを投入しようという発想は、クルマは単にエコなだけでいいのか?というPSAからの明確なメッセージであると思うわけであります。
日本でも低価格なコンパクトクーペを待望する声があるものの、FT-86のようになかなか市販化されない(しかもいつの間にかかなり高額なクルマに路線変更してるし)現状を考えると、結局は覚悟の問題なのかな、という気がしないでもないわけです。

この208RCZ(仮)は10月のパリショーでプレビューされる予定とのことなので、それを見た日本のメーカーがどういった反応を見せるのか、興味深々といったところであります。


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