川崎市は22日までに、都心近くでバーベキューを楽しめると人気の多摩川河川敷で
問題化しているごみ対策として、利用者から料金を徴収する社会実験を9月に実施することを決めた。
市によると、ごみ処理費の名目で、公有地でバーベキュー利用料を取るのは珍しいという。
2009年度には市が設置したごみ捨て場にごみ約114トンが出て、処理費用が約730万円かかった。
市多摩川施策推進課によると、実験場所は高津区の二子橋付近で、
期間は9月1日から30日まで。国有地約4ヘクタールを柵で囲い、出入り口で
小学生以上は1人当たり500円を徴収する。利用時間は午前6時~午後6時に限り、夜間は禁止する。
また、大音量で音楽を聞いたり、花火をしたりする利用者への住民の苦情が多いため、
音響機器や打ち上げ花火の持ち込みも禁止。夜間や利用者の多い週末は警備員が巡回し、マナーを守るよう呼び掛ける。
多摩川の河川敷でバーベキューが流行しだしたのは10年前ぐらいからか。
川崎側の河川敷には、それこそ連休ともなると大量の客がおしよせ、その光景はさながら災害から逃れてきた避難民のようであった。
酔っ払って多摩川に飛び込む連中や、意味も無く騒ぐバカが、挙句の果てにバーベキューのゴミをそのまま放置して帰っていったりするもんだから、モラルもなにもあったもんじゃない。
そんなわけで、連休明けにはヒドい有様になるので、バーベキューを有料化するのは大賛成だ。
そもそも、二子玉川駅から至近というこんな恵まれたロケーションでバーべキューが無料でできるということ自体がおかしい。
オートキャンプ場だって利用料を取るぐらいなんだから、
ただここで問題になるのが、有料化するエリアを国有地に限定しているところ。
当然モラルの無い連中の考えることなんてのは、その国有地からちょっと外れたところでバーベキューとかいう発想になるわけで、場合によっては河川敷の草などに火が燃え移って火事を起こしたりする危険がある。
有料化で財源が確保できたら、監視員の増強でこうした連中を見かけたら通報するぐらいの対処をしてもらいたい。
この記事へのコメント