お別れ

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そんなわけで、さきほど旧愛車であったSPADAがドナドナされて行きました。

そもそも、バイクに乗るようになったのは大学時代の友人から譲り受けたNS-50Fを何気なく乗り始めたのがきっかけだったが、そのNS-50Fを溝の口のガード下の駐輪場に停めておいたら放火されてしまい、見るも無残な姿になってしまったことから、それを機にせっかくだから中型の免許を取ろうということになった。

そうやって2003年春に免許を取得して、その足でヤフオクに出ていたSPADAを14万円ほどで購入したのが付き合い始めだった。

50ccとはいえ、NS-50Fでバイクの運転に慣れていたつもりではあったが、250ccのSPADAというバイクはまったくの別物であり、とにかくよくコケた。
それでもまぁ、よく健気に動いてくれるこのホンダのバイクで、いろんなところに出掛けたりもした。

クルマでの旅も楽しいものだが、バイクのツーリングというのは風と一体になって疾走する楽しさがあり、格別のものがある。
そして、ヘトヘトになって帰宅した時の疲労感が心地よいと思えるからこそ、またどこかへ旅に出たくなるもんだ。

そんなSPADAさんだが、ある日突然いなくなってしまった。
ダブルロックをしていなかったのが悪いのだが、バイク盗難にやられてしまった。
警察に盗難届けを出しつつも、この手の場合は帰ってくるケースは非常に少なく、当時通勤にバイクを使っていたこともあって、急遽別のバイクを譲ってもらった。
それが今現在乗っているガチョウさんこと、スズキの変態バイク『Goose』だ。

で、SPADAの登録抹消とグースの名義変更を終えてから2週間後、なんとSPADAさんが帰ってきた。

とりあえず壊れていた箇所を直し、いつでも乗れる状態に修理はしたのだが、グースと2台を維持することは難しく、とりあえずその状態のままシートカバーを掛けて保管しておいた。
バイクは動かさないと機構部分が劣化してくるので、年に何回かはエンジンを掛けてメンテナンスは行っていた。
しかし、バッテリーが上がってしまって、1年以上放置状態になってしまったことから各部の劣化が進んでしまい、最終的にこのまま持っててもしょうがないという結論に至った。

残念だがバイク買取業者に来てもらって、さきほどドナドナされて行きますた。

そのままの状態では乗れないので、恐らくは解体されてパーツ単位でどこかの業者に流れるんだろうが、それでも誰かの役に立ってくれればそれでいい。
バイクというのは生き物みたいなもんで、パーツはその臓器だ。
臓器の移植で助かる別のSPADAがあるだろうし、そうやっていろんなところへ部品が使われていくことで、不思議と寂しい感じはしないもんだ。

そんなわけで、残ったグースも今年車検を受ける予定だが、バイクという乗り物で得られる体験はまだまだ未知数であることから、当面バイクに乗り続けようと思うおいらだったのでした。
 


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