

ゴードンマレーの新型シティカー、駐車スペースは3分の1
シティコミューターはどうあるべきか?
ポップさと実用性を兼ね備えた提案としてMCCから初代スマートfor twoが世に放たれてから十余年が経過した。
その間、世界レベルで通用するシティコミューターは登場することがなかった。(iQ?ご冗談をw)
何よりそのスマート自身もモデルチェンジでfor twoを巨大化させることでその市場性を自ら潰してしまった。
そんな状況の中で、ゴードンマレーがT.25なるシティコミューターの開発を進めている噂を耳にして、これは初代スマートfortwoのコンセプトを受け継ぐシティコミューターになるんじゃないかと密かな期待を寄せていた。
クルマのコンセプトもさることながら、製造工程を基本的にOEM供給することで参入障壁を低くし、それにより低価格化を実現しようというビジネスモデルまで想定した提案は、ゴードンマレーがただのエンジニアではないことを物語っている。
ただ、コンパクトで、安いシティコミューターというなかなかビジネスの採算性に乗せるためのハードルが高いT.25だっただけに、そのコンセプトが表沙汰になってからこうして実車を公開できるまでずいぶん苦労があったようだ。
実車を披露するということは、単にクルマの試作が完成しただけでなく、これを製造から販売まで回すビジネスモデルの目処が立ったということなのだろう。
当面はイギリスでの実用化を目指すことになるのだろうが、スペックを見るとちょっとニヤニヤしてしまう。
排気量が660cc、スマートfortwoより小さい寸法。
これはすなわち、日本に持ってくればそのまま軽自動車登録ができることを意味する。
もちろん保安基準とかいろいろとクリアすべき問題があるのは事実だが、初代スマートfortwo乗りの受け皿として、これはひょっとすると面白い展開になるかもしれない。
少なくとも、横浜のスマート専門店はすでに取り扱いの検討をしてるんじゃないかな?
この記事へのコメント
ダメ人間
海鮮丼太郎
思ってたけど書かなかったのにw
確かにミゼットに似てるよねぇ。
ファニーとか色気とかいう要素はスマートほど感じられないけど、機能性を追及したこのデザインは悪くは無いと思う。
でもやっぱりミゼットだけどw