ミッドタウンの話の続き。
話すは広報の吉田さん。
休日午後のミッドタウンで、行き交う人々を惹きつけることを目的としたプレゼンテーション…なんだけどね。
以下、スライドから文言をピックアップ。
■プジョーのチャレンジ
【プジョーの独自性の強化】
・魅力的なデザインと、卓越したドライバビリティを高める
【環境問題へのリーダーシップ】
・CO2排出削減への積極的対応
【新しいモビリティの開発】
・従来の自転車の枠を超えた移動手段の開発
2010年から2012年に、全世界で14の新型車を投入
(3008、RCZも含まれる)
■将来のデザインの方向性 プジョーの新しいデザインマニフェスト
【新しいプジョーのデザイン】
・バランスがとれ
・アスレティック
・官能的
今年ジュネーブショーで発表したSR-1が今後のデザインスタディになる。
■環境への取り組み
電気自動車:
2010年に欧州市場に「iOn」(iMiEVのOEM)を投入
マイクロ・ハイブリッド:
2011年にe-HDi micro-hybridテクノロジーを搭載した車両を発売開始。燃費の工場とCO2を15%削減
フルハイブリッド:
2011年に欧州で3008 Hybrid4を発売開始予定。
燃費の向上とCO2を35%削減、ゼロエミッション・モードでの走行も可能
Hybrid4 Plug-in:
家庭での充電の可能なHybrid4 Plug-inを導入予定。
CO2排出量は50g以下、燃費は100km走行に2Lしか消費しない(=50km/L)
■従来の自動車の枠を超える
・後輪スポークの無い自転車の開発
・新たな3輪スクーター
・BB1のような新たなシティコミューターの投入
■BB1 将来の都市交通のニーズを満たす
・都市交通手段への、プジョーの新しい提案
・全長2.5mのボディ、乗車定員4名
・今までにない経験。十分なスペースと160Lの荷室
・大きなグラスエリア
・バーハンドルの採用とスマートフォンの活用
・ミシュランとの共同開発によるモーター
・ホイールインモーターによるEV車
・航続距離は最大120km
・リチウム電池の搭載方法を工夫し理想的な重量配分
・アクティブサスペンションの採用により、安定したハンドリング
・既に開発にGOサイン(BB1をそのまま市販化ではなく、同コンセプトの製品の開発をスタート)
■3008 プジョー初のクロスオーバー
以下略。
こんだけ内容を盛り込めば30分近くのプレゼンになってしまうのは仕方がないが、辛抱強く全部の内容を見ている人は、残念ながら少なかったですな。
そんなわけで、新しいプジョーのマニフェストという体でプレゼンが行われましたが、基本的には欧州でプジョーが展開しようとしている施策ばかりを強調していたのが気になるところです。
少なくとも、現時点でハイブリッドやEVなどの国内展開についての言及はなかったし、3輪スクーターや自転車なんかは別会社作らないと展開できないだろうし…
2012年までに14のニューモデルといっても、どれだけ日本に入ってくるものやら…
また、デザインを根本的に刷新する宣言とも取れる「バランスがとれ」、「アスレティック」で「官能的」なデザインというのがまったく想像できないんですが、既存路線の全否定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!ってなもんでして。
立場ないねぇ、Barking Faceの現行ラインナップは。
そんなわけで、国際的なマニフェストとともに、日本におけるマニフェストも聞かせてほしかったというのが正直なところでしたとさ。
って、最後までプレゼン見てなかったので、その辺に触れたかどうかは知らんけど。
この記事へのコメント
七誌
椅子に誰も座ってないwwww
私もいまし太郎