ミッドタウンでプジョーを見てきた

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先日エントリーで書いた、『THE PEUGEOT UNIVERSE at Tokyo Midtown』に行ってきた。
日本初公開となるBB1を見るのが目的だったが、こいつはバカプロダクトとしては十分魅力的だった。

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ただ、2500mmx1600mmx1540mmというプロポーションはあまり美しいとは言えない。
スマートというベンチマークがある以上、あれを超えた説得力のあるプロポーションと使い勝手を実現しないと厳しいかなぁ、というのが印象。

ただし、このまま市販されるわけではなくて、このコンセプト(2.5m程度の全長に4人乗車のEV)で正式に開発を開始したというから、メルセデス&ルノー陣営となった次期スマートと競合するようなクルマになってくるんだろうね。

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もうひとつ一般には初公開となるRCZの実車も見てきたが、これは用意した展示車のカラーが悪い。
この手のクーペモデルはデザインの美しさの中に緊張感を持たせることが重要になるが、展示用に用意された赤いRCZはこの緊張感がまったく感じられなかった。
いや、キレイだとは思うんだけどね。

ブラックかシルバーであればこの印象は180度変わったと思うのだが、なんでイメージカラーとなってるこれらの色の展示車を用意しなかったんだろうか?
(プジョーのディーラー向け説明会でも同じ赤のRCZが用意されてたそうなので、それを転用したということなんだろうけど)

カラーバリエーションとして赤があってもいいとは思うんだが、一般的に披露する場でイメージカラーをアピールしないっていうのは、どうにも解せない。

実車の完成度を見る限りは、良くも悪くも400万円のクーペだった。
それが存在意義を否定するものではない。むしろ好意的な印象。


なんてことでフラフラとブース内を見て回っているところで、ステージイベントの時間。
SINSKEのマリンバパフォーマンスを見る・・・前に。
プジョー広報の吉田さんからプジョーのここ最近の取り組みに関するプレゼンテーションタイム。

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…10分経過。


…20分経過。


なげーよ。


いくらステージイベントだとはいえ、通りがかりの大してプジョーに興味の無い人に向かって30分もあれこれ話してもちゃんと聞いてくれるわけないでしょ。
ミッドタウンという比較的上流客層の集うオープンスペースでプジョーというブランドを認知させたいのであれば、プレゼンは要点だけまとめて長くても10分程度に抑えなきゃ。
その分回数を多くするとか工夫しなきゃダメだと思うんだけどなぁ。
少なくともこのプレゼンを30分熱心に聴いてる人ってそんなにいなかったように見えたけどね。

おいらも我慢しきれず途中退場。

それなりに力を入れたイベントだったんだろうけど、客観的に見てもマリンバの演奏をしてたらちょっと足を止めるぐらいの興味しか沸かなかったと思うなぁ。
 

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