
ありゃ?発表って6月3日じゃなかったっけ?
そんなわけで、3008のスペックからなにやら、全部公開されますた。
■ラインナップ
3008 Premium (RHD6AT) 3390000円
3008 Griffe (RHD6AT) 3850000円
この2車種構成に各種オプションの選択が可能になっている。
3008 PremiumとGriffeの違いは主に快適&上質装備の有無というところであり、機能面での差異はほとんどない。
両車ともパノラミックガラスルーフを装備しているので、イギリス仕様で言うところの3008Exclusiveをベースとして、独自に日本仕様を仕立てたという感じだ。
(イギリス仕様には1.6LガソリンエンジンとATの組み合わせがない)
プレスリリースによると、その他にも特徴としては…
1.力強くも、端正なデザインのモノスペース・トールボーイスタイル
2.MPV並みの広さを誇る、スペースユーティリティに優れたキャビンスペース
3.どんな使い方にもマッチする、フレキシブルなラゲッジルーム
4.“ダイナミックロールコントロール”がもたらす、卓越したハンドリングと乗り心地
5.優れた環境性能と余裕ある動力性能、1.6Lダイレクトインジェクションツインスクロールターボ付きエンジン
6.強固なボディ構造とエレクトロニクスが生み出す、“EuroNCAP”5つ星の安全性能
実車を見てみると、このアピールポイントの云わんとしていることが理解できる。
特に、単なるSUVでもないクロスオーバーとしての独特のスタイルは、実際に見ると流れるようなラインがかなりいい感じに見える。
国産で言えばハリアーやCX-7、ムラーノあたり、外国勢で言えばBMWのX3やボルボのXC60、VWのティグアンあたりが競合になるかと思うが、これらのどの車種とも異なる独自の魅力を持っている。
ヘビーデューティーな使い方にはあまり向いてはいないが、リアの分割式ハッチゲートやラッゲージトレイの発明的な使い勝手など、クロスオーバーとして想定されるシチュエーションには十分応えられる実用性を併せ持っている。
特に今までのプジョーといちばん異なると感じたのは、ドライバーを包み込むように配置された計器類だ。
なんでも、3008は“コックピット”というコンセプトでデザインされているため、各種計器類も男の子であったら萌えるようなギミックが満載だ。
特に、HUD(ヘッドアップディスプレイ)に関しては、実際の用途でどれだけ役に立つか?なんてことを考えるのが無粋と思えるほど萌える装備No.1だ。
センターコンソールに関しては、残念な装備削減が行われているものの、それでもこのコックピットの演出は一度シートに座ってエンジンをかけると、ドキドキしない男の子はいないんじゃなかろうか、と思う。
単に演出が優れているだけではなく、プジョー初の安全装備である『ディスタンスアラーム』(ミリ波レーダーを利用した車間距離警告装置)などのアクティブセーフティ機能なども意欲的に導入している。
こういうのを削って安くして欲しかった、という意見があろうことはおいらもよくわかる。
ただ、この独特の存在感を最大限にアピールするには、日本仕様でおごられた装備は決して過剰ではない、という気がするのですよ。
そしてそれが339万円からという価格設定は、安いとまでは言えないが、妥当な設定だとおいらは思っている。
(欧州では308swと3008はほぼ同じ価格帯として販売されている)
そんなわけで、スペック的なところを含めて一生懸命エントリーを書き直してた苦労は水の泡と化したのだが、それはそれでいいや。
今度の週末には各ディーラーに実車が配備されお披露目が行われるはずなので、まずはじっくり見てみてくらはい。
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