育め、その愛。

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この二人をどうやって幸せなゴールに辿りつかせるか。
今回の伊豆旅行の目的はその一点のみであり、正直言って観光についてはあまり興味が無かった。
(っていうか、どこに行くのかが事前の案内でさっぱり理解できなかったのだがw)
旅を通じて、このカップルに素敵な経験をさせることで結びつきを強くさせる。
おいらが参加したのはそのアシストをするためだ。

こういう場合は、大抵の場合「デキる男」であることや、「意外な一面を持っている」といったところを我々がアピールすることで客観的な評価を与え、彼女の信頼度をアップさせるのが常套手段だ。

つまり我々はアシスト役であり、道化であり、心強い友であることを演出することが大切なわけだ。

とはいえ、集うは天下無敵のひげひげ団。
愛や恋には飢えていても、なかなかそれをモノにすることができない星の元に集いし、筋金入りのチキン集団。
そうでなければ、毎週土曜日の夜に新宿に集まって飲んだくれてなどいない。

途中の観光はそれなりに無難にこなしたものの、彼女の歩くペースを気にせずズンズンと先に行ってしまったり、リアクションに困るようなネタ振りをしてしまったりと、女の子の扱いに慣れていないのが露見してますよ。


ホテルの部屋で集まって酒を飲みながらいろんな話をして、彼女の前でいかにこの男が素晴らしいか、というネタ振りをわざわざおいらがしているにも関わらず、話があちこちに飛び回る。
違和感が無いように話を一巡させた後、再びこの男の素敵なエピソードなどを披露するも、これまた話がどっか行ってしまう。

空気を読まないとはこのことだ。
だからおまいらはダメなのだ。

封印していた下ネタもところどころで抑えきれなくなったり、“おもしろい人たち”を演出することはできたと思うが、それに加えて“ヘンな人たち”というイメージを同時に植え付けてしまったのではないかと非常に心配している。
なにせあちらは世の中の酸いも甘いもあまりご存じないお嬢さんだ。
おいらだったらドン引きするぞ。

幸いなことに、我々が持ち上げるまでもなく、この男は十分魅力的だし、彼女のことを大切に想っていることは十分に伝わってくる。
あんまし回りが囃し立てなくても、時間が経てばこの恋は成就するのかもしれない。

どうも最近ひげひげ団界隈ではあんまり浮かれた話が出てこないだけに、ここはこの男の未来に賭けてみたくもなるものだ。

そんなわけで、我々は君たちをトキの観察のようにあまり干渉せず、だがしかし気にせずにはいられないというスタンスでこれからも生暖かくうぉちしていこうと思うので、ひとつよろしくw

せっかくだから、次は富士の自然の中でキャンプでもやろうよ、うんうん。
 

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