死亡届と出生届

陸運支局

ちょうどこんな事を書いていたころ、おいらの愛車が突然いなくなった。
夜から朝にかけての、ほんの10時間の間に、おそらくは窃盗団と思われる連中に連れ去られたのだろう。
約3週間待ったが、いまだ発見されず。
このままだと次年度の税金が請求されてしまうので、泣く泣く死亡届(登録抹消手続き)をすることにした。
それと同時に、先日ひょんなきっかけで知り合った人から譲ってもらったガチョウさんの出生届(名義変更だから養子縁組みたいなもんか)を出しに、川崎の扇島近くにある神奈川陸運局支局へ行ってきた。
 
3年前、初めて名義変更の手続きに訪れたときに、親切に対応してくれた受付のおばちゃんが、今回もその場所にいた。
盗難されたので抹消手続きの方法を尋ねると、「災難だったわねぇ」とかいいながら、今回も親切に方法と申告窓口の順序を教えてくれた。
なんか、その一言でふっ切れた気がした。
帰ってこないのはやむを得ない。せめて、誰かが大事に乗っててくれればそれでいい。
おいらの中には、3年間のいろんな思い出が残ってるから。

でも、街中で見かけたら、とっ捕まえてぜってー殺す。

そんなわけで、新たに迎え入れたガチョウさんの登録もセットで行ったのだが、3月といえば決算期。
1年でクルマが一番売れる時期でもあるわけで、陸運支局は登録待ちの業者で大賑わいだった。

なんでも、30台まとめて登録に来たネッツの人や、リサイクル費用の書類を忘れて途方にくれてるトヨペットの人、このクソ忙しいのに手続きについて窓口で延々と質問を繰り返すおばちゃんなど、さまざまな人間模様が繰り広げられていた。

なんだい、書類が足りないなんて事前の確認不足じゃねーのwwww

などと笑ってたら、おいらも住民票持ってくるの忘れた。
ってことで、慌てて区役所まで住民票を取りに戻る。

そして再び陸運支局を訪れたときは、午前中の受付終了とかで、13時まで足止めを食らってしまった…
しょうがないので、川崎駅まで出て、以前せっかく買ってもらったのに1つ割ってしまったコーヒーカップを調達しに、KEYUCA 川崎ルフロンへと行って時間を潰す。
ついでにヨドバシでNintendoDS Liteが売ってないか見てみたが、淡い期待であった。

登録待ちの列

適当に時間を潰して戻ってみると、さらに混雑している状態だった。
クルマのナンバープレートの封印待ちに長い行列が出来ていた。
こりゃまぁ、業者の人も大変だね。

そういえば事務所の片隅に、6月から法律が変わって駐車違反の取締りが厳しくなる旨、反則金の支払いをしないと、車検を通さない旨ポスターで告知がしてあったが、それって無車検のクルマが世にはびこるだけで、事故に巻き込まれた側が一方的に不利になる事態を招くんじゃないかと思うんだが。
車検シール(次回車検期限を記載したシール)なんて、カラーコピーで偽造する奴なんざ、いっぱい出てくるだろうし。
大阪方面がモデルケースになると思われるので、しばらくはあちらにクルマで行くのはやめておこう。

ってことで、めでたく死亡届と出生届を受け取って、帰路に着いたのでした。

一般の人がこんな手続きを一生のうちに何回やるかは知らないが、書類の手間などは結構大変だったりする。
それを緩和するために、ワンストップサービスなる仕組みが始まっているのをご存知だろうか?
って、仕組みを見てもらうと、電子証明書付住基ICカード(有償)が必要だったりして誰が使うんだこんなもん、ってな内容だったりして。
1年後の利用状況の実数に注目だぞ、こりゃwww
 

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