PSAにとってSUVの開発ノウハウは重要ではない?

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以前話題にしたサイトでもウワサにはなっていたが、それが正式に発表された。

三菱、PSAにRVRベースのSUVを供給

三菱自動車も国内ては低迷しているものの、諸外国での販売に活路を見出す方針に転換しており、買収の計画は破談したとはいえ提携関係を継続しているPSAに対してOEMするという話は、別段驚くべきことではない。

ただこれによってPSAはどういう方針を採るかという点についてはちょいと気になる点ではある。
PSAのSUVラインナップは下記の通りになった。

三菱PEUGEOTCITROEN
OUTLANDER4007C-Crosser
 - 3008DS4
RVR(ASX)2008(名称未定)


PSAは自社の強いところと弱いところを明確に分けて、強い分野に資本を集中させるつもりのようだ。
つまり、SUVに関しては基本的にOEM調達する方針により自社での開発ノウハウをそれほど重要視しない、ということになる。

SUVはニッチなマーケットという認識があるのかもしれないが、確かに同じフランス勢のルノーもコレオスを日産と韓国のルノーサムスンに開発させたりといった具合に、あくまで亜種というスタンスを取っているように見える。
ドイツ勢がSUVに熱心なのとは対照的な話だ。

ただそうすると、3008の存在がPSAにとって中途半端なものにならないか?
一応シトロエンもDS4を投入することで自社開発のSUVラインナップを1車種ずつ持つことにはなるが、DS4はそれほど量販する車種ではない。
3008はディーゼルハイブリッドという飛び道具の投入が控えており、3008はSUVであることよりディーゼルハイブリッド車であるという事の方が重要な車種になる。
場合によっては3008も一代限りで終わることになるかもしれない。
まぁプジョーの4ケタというのは実験的なプロダクトという意味合いが強いので、無くなってもそれほど大きなことではないのかもしれないが。(嗚呼1007…)

いずれにしても、小型SUVのマスはこれで埋めることができたが、唯一残っているプジョーの小型MPVのマス(シトロエンでいうC3ピカソ/2列シート版C4ピカソ)をどうするつもりなんだろうか?
この点だけが気になるところだ。
 


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