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今日はNAVIの最終号が発売される日…だったはずだが、なぜか店で売ってないという話があちこちで。
その理由がこんなことになっていたとは驚きというかなんというか…
NAVI for Sale!
今日最後にナビが発売されると思っていたら本屋に配本されなかったみたい。編集部に電話すると、なんとホセが表紙に「NAVI For Sale!」と書いてしまったので、あわてた役員が刷り直しという前代未聞の珍事が起きたのです。葬られた表紙をゲットしたので、アップしますが、よほどホセが頭にきたのでしょうね。
ということで、ホンマかいな?と思ったがさすがの新保町。
ゲットしてきたNAVIを見ると、確かにFor Saleの文字はない。

だから何だといえばその通りだが、最後の最後までドタバタと賑やかな話だ。
(ちなみに二玄社はおいらの会社から徒歩1分のところにある)
で、最終号の内容はというと、敗者の弁がそこかしこに並んでいる。
NAVIの役目はこれからだったのに、とかそんなのばっかり。
じゃあ、仮に延命できたとして、その役割を本当に担うことができたんだろうか?
商品ジャーナリズムで「消費社会」は描けない
このコラムに目を通してから本誌を読んでみると、なるほど、NAVIの役割は終わったんだという事を実感する。
消費社会の考察については是非展開して欲しいとは思うが、それをNAVIという商業媒体で語ることは難しい。
それでは、ネットへ移行して無料媒体で展開することはできるんだろうか?
それはNAVIがやりたいことであったのかもしれないが、NAVIでやるべきことでもないような気がした。
そんなわけで、最終号ともなると気合が入って内容が充実するもんだが、最終号に限って見れば1000円分の価値があると言える。
普段からこれができていれば廃刊することも無かったろうに、などと死者に鞭打つようなことは言わないでおこう。
ちなみに、NAVIに金を払ったのはこれが初めてだ。
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