過去に何回か、408の話題と中国生産の話題を書いた。
ここでいう408とは、407の後継車種という意味であったのだが、結論から言えばこれは誤りでした。どうもすいやせん。
しかし、408という車種が発売され、中国で生産されるということは事実なんです。
なんだかめんどくさいですね。
ってことでオチはこんな感じでした。
プジョー 408 セダンを初公開
つまり、中国向けとして開発され、どうしちゃったんだこのデザインは?でお馴染みの『307セダン(サルーン)』の後継車種として、308をベースに開発された車種ということになる。
▲なんかもう、いろいろアレな307セダン
308ベースとはいえ、ハリボテ感のあった307セダンに比べればずいぶん洗練されたイメージになった。
これはこれでいいんじゃないだろうか?
『308サルーン』とせずに、『408サルーン』としたところは、中国向けのマーケティングの都合という気がしないでもない。
408とすることで上級車種であるイメージを与えることができるからね。
じゃあ、本家の407の後継車種とのバッティングはどうなるのか?となると、こういうオチなのでした。
2012 Peugeot 508 Better Spy Photos
407と607の後継車種は、508として集約されることになるようで。
607は日本でも一時期販売されていたものの、実績は芳しくなく早々に販売が終了してしまいました。
407シリーズもセダン、ワゴン、クーペとバリエーションを持たせたものの、思ったほどの実績を残せていない。
これは日本に限らず欧州でも似たような状況のようで、プジョーはD&Eセグメントを1車種で展開することを決断した模様。
その分407の後継車としては更に豪華になることが想定されるので、日本でどういったポジションを与えるのか興味がある。
シトロエンが高級路線へと幅を広げる(≠シフトする)状況なので、PCJとしてはC5とC6を存続させておけばいいって発想もあるかもしれないし、再びアウディ化を目指して自滅するかもしれないし。
ただ、中国向けとはいえ、308サルーンを国内投入してみるのも面白いんじゃないかとちょっと思ってみたりして。
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