mixiで東京から大阪まで初めてドライブするって人(※さきほど無事に大阪まで到着したそうだ)宛てに書いたものだが、高速道を使って長距離移動する人に対して汎用的に使える文言なのでエントリーとしてまとめておく。
どのぐらいを以って長距離移動とするかは人それぞれだが、半日以上掛かるような移動を定義としておきたい。
半日というと目安として300km程度。東京~名古屋ぐらいの距離だ。
単純に考えれば300kmなんてものは100km/hで走れば3時間じゃないか、という指摘もあろうかと思う。
しかし実際のところは渋滞にハマったり、休憩を取ったりすると結構時間が掛かるもので、東京~名古屋を3時間で走破するのは一般的なドライバーにとっては結構チャレンジだったりする。
実質的に半日近くを費やすという意味で、300kmはひとつの壁と言ってもいい。
経験上、300kmを超える運転をすると、体力的にも精神的にも疲労が蓄積され、運転の集中力が低下する傾向がある。
特に疲労は眠気を誘い、事故の原因となることが多いことからも、これらの対策をどうするかというのはサバイヴするための術でもあるわけだ。
ってことで主に眠気を防ぐ、もしくは眠気が襲ってきた際に有効なアイテムをご紹介。
■長距離ドライブに必要なモノ
【洗顔シート】
ドラッグストアやコンビニなどで売ってる、男性向け洗顔シート。たとえばギャツビーのコレとか。
アルコール成分を含んでいるので、こいつで顔を拭けば余計な脂分が取れるだけじゃなく、眠気もスッキリ取れますよん。
で、使い方のコツとして、顔を拭いた後シートを鼻にくっつけて思いっきり吸い込みましょう。鼻の奥が刺激されるので、コイツは利きます。
下手なクスリよりも、です。
運転中でも片手で使えるので、手の届くところに置いておきましょう。
【目薬】
40代向けの刺激成分の含まれた物がグー。ロートのクール40αとかね。
運転中は目を酷使しますので、休憩時には目を休めることが重要になります。
特に刺激成分の入った目薬は疲れを取り、眠気を覚まします。
上記の洗顔シートと併用するとほぼ最強。
【ブランケット】
長距離移動の場合、大抵一度は眠気が襲ってくるもの。
その場合は仮眠を20~30分程度取れれば疲れと眠気は大抵吹っ飛びます。
暖かく眠るために最強の効果を発揮しますが、運転中に腿辺りに掛けておくと強烈な眠気を誘うので注意。
【2Lペットボトルの水】
別にジュース類でも構いませんが、水分補給という機能を果たすなら水で十分。
こまめな水分補給は疲れないためにも有効。
また、おしっこしたくなったらSAに寄らざるを得ないので、生理的に休息を取るきっかけを作るのにも役に立ちます。
間に合わなかったら…それは貴方が悪い。
【自分の出演しているラジオ番組のポッドキャスト】
ナルシストな貴方でなければ、大抵自分の出ている番組を聞くのは恥ずかしいもの。
CDに焼くなりiPodに入れるなりして、カーステレオで大音響で聞けば、恥ずかしさのあまり眠気など吹っ飛んでしまうでしょう。
苦痛で疲れても知りませんが。
もしそういった恥ずかしい番組を持っていなければ、自分のCDコレクションなどから過去に勢いで買ってしまった様な恥ずかしい曲をセレクトして持っていくのが吉です。
90年代のm.c.A.Tとかジュリアナ東京シリーズ、TRFとかZARDとか…最近だったら羞恥心とか一連の初音ミクモノあたりですかね。
それら流行りに乗って買ってしまったCDたちが、今ちょうど熟成が進んで甘い匂いを放っているので、それらからお気に入りの恥ずかしい曲をセレクトしてプレイリスト化しておきましょう。
好きな曲ではいけません。
あくまで、今聞くとなんでこんなの好きだったんだろう?っていう恥ずかしい曲をセレクトしなければ意味がありませんのでお間違いのないように。
■意外と役に立たないもの
【眠気防止ガム】
何かを食べながら運転すると眠気が起こりにくいのは事実ですが、個人的にはブラックxブラックとかで眠気が治まった経験は一度もありません。
口の中には刺激が広がるのですが、眠気を覚ますにはボーっとした頭に刺激を回さないと効果がありません。
刺激で目覚ましということであれば、上記で紹介した洗顔シートのアルコール成分を鼻で吸い込む方がよほど効果があります。
【サングラス】
あって困るわけではないですが。
人にもよりますが、西日がまぶしいとかいうケースもそう長く続くわけではないので、あんまし有難かったことはないですね。個人的には。
サンシェードをうまく活用して乗り切りましょう。
■長距離ドライブのコツ
・厚着は禁物。眠気の元です。
・車内の温度も低めに。少し震えるぐらいの寒さが有効です。
・暖房は付けずに外気導入で温風を入れる程度にしておきましょう。
・早く出て、早く到着する。これに勝る鉄則なし。ただし休憩は十分に。
・トラックのペースに惑わされないこと。奴らは巡航しているようで急にスピード上げて煽ってきます。煽りに乗らないで、適度なところで道を譲りましょう。
・つまり、眠気と疲れを抑えることが一番重要です。場合によってはSAで仮眠を取るなど、疲れを溜めない工夫もしてみましょう。
ではみなさん、よい旅を。
さて、おいらもどっか出かけることにしますか。
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