ジュネーブショーで新型プレマシー発表

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マツダ、ジュネーブショーに新型『Mazda5』を出品

もはや日本車に残された最後の良心とでも言えるマツダのプレマシーが、3月のジュネーブショーで欧州デビューを飾ることになりますた。

プレマシーに関しては、開発がストップしてただの中止されただのとの噂が先行しておりましたが、こうして無事に日の目を見ることになったのは結構なことなのです。

というのも、フォードとの関係が途絶えて量産効果を活かしにくくなった状況で新型車を開発するのはかなりのリスクが伴うわけで、日本専売車であるビアンテが失敗していることを考えると、全世界でウケるだけのパフォーマンスが必要となり失敗は許されない状況にあったはず。
特に開発期間中はフォードとの関係でマツダ自体がグラグラしていた時期であり、開発コスト&製造原価の設定にはかなり苦しんだことと推測されるが、現行プレマシーがそこそこの実績を世界で上げていることを考えると、新型もやはり世界を狙うクオリティを維持しなければ生き残っていくこともできない。
世界的にクルマはエコとコストダウンの傾向にあるが、プレマシーはどちらにも特筆すべき要素を持ち合わせていない。
その分、クルマとしての魅力を磨かざるを得ず、それが結果として走りと居住性を高い次元で両立させることになるのではないかと推測される。
まだ実物を見たわけじゃないからあくまで推測だけどね。

今回発表になる新型プレマシーには、残念ながら先日のモーターショーで披露されたSKY-Drive(次世代トランスミッション)とSKY-G/D(次世代エンジン)の搭載が間に合わない。
その代わりにi-Stopを搭載してはいるものの、SKYシリーズという飛び道具が無い状態ではエコ方面へのアピールが薄くなってしまう。
本命の登場は新型から2年後と噂されているSKYシリーズを搭載したランニングチェンジになるだろう。
おいらもそのぐらいのタイミングだったら待てそうなので、新型プレマシーにはかなり期待をしている。

欧州では今秋発売とのことだが、日本でも年内の発売が予定されているのでちょっと楽しみである。
 
 

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