プジョーのマーケティングが変わり始めた

 
ってことで200年を迎えてロゴも刷新し、心機一転を図るプジョーとしてまずやるべきことは、マーケティング体制の早急な見直し。

過去にBLOGで何度も述べてきたように、今までのオーナーマーケティングに欠けていたのはコミュニティの未成熟によるオーナー同士のつながる機会の欠如やプジョーを所有する理由の不鮮明さにあったといえる。

オーナーがプジョーに対して愛着を持つための施策が伴っていなかったことが、プジョー離れを生んだ要因の大きな部分を占めていたと言える。

その意味で、昨今のLe Club Peugeotの取り組みは、首を傾げたくなるようなコンテンツもあるが一定の評価をしている。
特にオーナー参加型のGALERIES PEUGEOT「ライオン君が行方不明?」などのコーナーは、実はプジョーオーナーはセンスのいい写真を撮る連中がけっこういる事に驚くと共に、彼らの興味をプジョー通して表現させる良い手段だなぁと感心した次第。

そして次に打ってきた施策がこちら。

PEUGEOT OFFICIAL BLOG RING



BLOG RINGなんて、ずいぶん久しぶりに聞いたアイディアであり、今の時流からするともっと他にやり方はないのか?と思わずにもいられないが、とりあえずオーナー同士の接点を生むという効果は期待できるので、おいらも登録してみることにした。


まだまだやるべきことはいっぱいあると思うが、オーナー同士の接点を設けたところで、どうだろうか?そろそろ顔の見えるマーケティングに切り替えてみては。

PCJが何を考えているのかわからないことが、プジョーのブランドイメージを下げてきた大きな要因であり、ディーラー施策ひとつを取ってしても、不安に感じているオーナーは山ほどいる。

twitterやれとかありきたりな事を言うつもりは無い。
ただ、そろそろ上から目線のマーケティングが意味を成さないことはいくらなんでも理解できているだろう。

今年はプジョーが変われる絶好のチャンスであるわけだから、まずはそのプライドを捨てて現場に下りてきなよ。
話はそれからだ。
 
 

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