文化系トークラジオLife。この番組は…

 
番組スタート9分15秒後。
チャーリーによる提供クレジットが流れる。

『文化系トークラジオ Life。この番組は加ト吉、武蔵野美術大学の提供でお送りします。』

やったね。

翌朝月曜日の仕事への影響を考えるとリアルタイムで聞き続けるのはけっこうツラいのだが、幸いにして今日は仕事納めということもあり、番組の最後まで付き合うことができた。
っていうか、この歴史的な瞬間に立ち会わなきゃ、せっかくこれまでの経緯を見続けてきた意味がないもんね。

ということで、加ト吉がスポンサーとして付いてくれた初めてのLifeが放送された。
武蔵野美術大学は、先月までの契約が延長してこれからもサポートしてくれるとのこと。
加ト吉騒動が結果としてLifeのスポンサーの価値を高めたことになるのかな。
それはそれでうれしいことでもあるわけですが。

冒頭でのチャーリーの説明によると、加ト吉の方針として番組のサポートはしたいが、自社の宣伝とは切り離したいとのこと。
スポンサーでありながらCMらしいCMは流れないという異色の展開に驚きつつ、スポンサーのあり方というものを黒幕と加ト吉がよくよく考えて出した方針なんだろうなぁと思った。

これってパトロンとでも言える動きじゃないかと思う。
存在感を明確にしたパトロン。
もしくはラジオ番組としての『Life』という存在を保護し、広めていこうと考えるのであれば、メセナとも言えるのか。

金は出すがあんまし口は出さない。
ただし、企業がお金を出す以上どこかしら効果を把握する必要があるだろうが、今回の加ト吉&Lifeの組み合わせに関しては、Webのバナーのクリック数ではなく、twitter上での #life954 #katokichi のハッシュタグによってその効果を測定することはできる。

これで既存の広告モデルとの直接的なバッティングを避けることもできるし、新しいスポンサーの在り方の実験としてもおもしろい。
うまい落とし所だなぁと感じた。

少なくとも、加ト吉はCMを流さなくても同等か、それ以上のブランドイメージをリスナーに対して印象付けることができているわけだし。
しかも、必然的かつ自然に。

番組中ではちょっとぎこちなかったが『うどんなう』タイムが設けられており、おいらも参戦してみた。
ただ、作るタイミングが早すぎたので、もう一度加熱しなおすという手間が発生してしまったがw

“深夜のラジオは腹が空く”

とは辻仁成の名言だが、この深夜にパーソナリティやリスナーとの空腹感を共有しながら、加ト吉のうどんでそれを満たすという体験は、録音やポッドキャストで後から聞くのでは味わえないリアルなものだった。
オールナイトニッポン二部を聞いてたときの記憶が蘇ってきてちょっと嬉しかったよ。
でも当時と違うのは、同じ時間を共有していながら存在を認識することのできなかったリスナー同士の関係が、今はtwitter上で互いを認識することができることか。(2ちゃんの実況スレでもいいのだが)


でも思うに、腹の空き方は人それぞれだから、『うどんなう』は各自で好きにやればいい。
番組が主導しなくても、twitter上で #life954 #katokichiのハッシュタグを付けて、リスナー同士で『腹へった』とか『うどんなう』をつぶやいてりゃ、またそこで新たなつながりが出てくると思うんだよね。
深夜ラジオのユルさと、twitterのユルさのいいところは、こういうところにあるんだからさ。
  
おいらにとって、加ト吉のうどんを食いながらライフを生で聞くというのは、“楽しい”という一点で“ラジオを聞く理由”になりえた。

願わくば、他の人にとってもそうであって欲しいと思う。
そして、同じようにラジオとスポンサーのいい関係が築かれて、それがリスナーにとって聞く理由につながっていって欲しいなぁ、と思うわけですな。

さて、次は加ト吉の中の人がTOKYO FMのAVANTIに出るであろうことを期待して、今日はこのへんで。
 


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