別にクルマ持ってなくてもいいしね

「クルマに対する意識についてのアンケート」調査結果
~持続する「クルマ」への関心・興味が購入につながらない自動車市場の現状~

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クルマを持つ楽しさと維持費を量りにかけたら、所有するメリットは限りなく薄くなっている。
 
特に、都心への乗り入れを考えた場合、どこか駐車スペースを確保できているのであれば問題はないが、そうでなければ1時間600円近くの駐車料金を覚悟しなければならない。
(2時間駐車しただけで1200円も取られるんだぜ!?)

買い物したら割引になるとはいえ、時間を気にしながら買い物をする事にあまりメリットを感じられないことから、おいらは買うものが決まっている時以外はクルマで都内へ買い物に行く事を止めてしまった。
その代わりにバイクを使うようになったり、自転車で無理なく移動できる範囲で買い物をしたり、普通に電車を使ったり、というフレキシブルな移動手段を確立できたので、”楽ができる”というメリットに制約を受けることは比較的少ない。

ちょっとの時間なら路上駐車でも…なんていう考え方は、6月に実施される駐車違反摘発の民間委託によって通用しなくなるだろう。
そう考えると、渋滞にハマって、高い駐車場代を払ってまでクルマに乗るメリットなんてものは、普通の人からすれば感じられないだろう。多少なりのステイタスに成りえる以外は。

軽自動車が好調な理由は、大排気量のクルマを買っても、それを活かすような乗り方をしないという判断をされたわけで、それはすなわち、地元でちょっと買い物に行く程度の用途で十分ということでもある。

ガソリンの二重課税や、いつの間にやら実質値上げになっているETC料金、自賠責保険の値上げや強制的に払わされるリサイクル費用など、どんどん維持費は上がっており、消費者が維持できる採算ラインを超えてしまった。

クルマに乗る者は、税金が上がろうが、規制が増えようが、組織だって反対意見を表明するような活動はしてこなかった。
それをいいことに、行政は道路特定財源の問題やら、いつの間にやら凍結されていた高速道路も全部建設するなんて話を無理矢理進めていったが、まさか消費者がクルマを持たなくなるという方法に出るとは思わなかっただろう。

これだけいろいろ娯楽があり、しかもその娯楽単価はどんどん下がっている。
それに比べて、駐車場代ひとつ取ってみても、安くなったり便利になったりすることはほとんどない。

消費者って素直だね。

ここ最近のトヨタが慌てているように見えるのも、こうした状況を受けての危機感からくるものだろう。
慌てるから、地に足の着いたクルマが出てこない。

こうして普通車が売れなくなってくると、必然的にコストカットかラインナップの縮小という動きになってしまうため、余計に売れなくなる。
高級車を買うほどの金を持たず、かといって軽自動車では物足りないおいら達ハンパなクルマ好きにとっては、受難の時代を迎えることになりそうだ。

せめて、マツダの良心三菱の危機感ホンダのチャレンジングスピリッツが錆付くことのないように願うのみ。
それ以外のメーカーは、正直言って期待できないので。
あとは…やっぱり輸入車になるのかな…
 

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