おしゃれナビを持ち歩こう

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最近はPNDの流行によって取り外し、持ち運びができるナビゲーションが増えつつある。
そんな影響をもろに受けたのがパイオニアやパナソニック、アルパインといったフルスペック版カーナビ製造メーカーだったりする。
一時期の流行は落ち着いたとはいえ、ノートPCの需要を一気に駆逐したネットブックの存在と同じように、PNDはムダに高スペック、高価格を維持し続ける国産カーナビを一気に侵食し始めている。

最初の頃でこそ『PNDと国産フルスペックカーナビは市場の棲み分けができる』なんて悠長な事を言っていたメーカーも、今ではPNDを主力のラインナップとして強化せざるをえない状況。
ソニーのようにPNDを勝機と見て積極的に商品展開をしているのは別として、御三家に関しては防戦一方の状況。
技術を出し惜しみするからこういうことになる。

で、主にアジアメーカーのGPS測位だけの低価格PNDがカーナビに関して多くを求めないという消費者をガッチリ掴んだのに対し、国産メーカーは付加価値路線で勝負に挑んでいる。
GPS測位に加えて加速度センサーを使って精度をアップするといった努力は正当に評価したい、というか応援したいところであるが、こいういったのが出てくるとバカじゃねえのか?とか思ってしまう。

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ひとつ申し上げたいことがあるのですが。
確かにPNDによって持ち運びができるナビという概念が浸透し始めているのは事実ですけど。
女性がナビゲーションを持ち歩こうと考えた場合、大抵の場合はケータイで用が足ります。
なんつっても、GPSとナビの機能は標準でついてますし、ウォーキングサポートのアプリケーションまで用意されてたりするわけですから。

ってことで、ナビゲーションを女性に売りつけようってトライアルは他にもいろいろとあります。
たとえばディズニーキャラを採用したナビとか。しかし好評につきキャンペーン延長ということは、はっきり言って売れてないわけです。

コラボレーションという名のスキンを変える程度のカスタマイズで通用するほど甘くはないと思いますよ、ほんと。
パナソニックのPND、悪くないんだけどこんなモノ出してるようじゃそのうち日立のようになってしまうぞ。
   
 

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