クルマを運転することがどういうことなのか、興味が失われていくことによってその意識も希薄になりがちな昨今の日本。
運転中のケータイ禁止が法制化されていても、やはり町中では日常的に見かける光景だ。
それでも会話しているならまだマシだ。視線が前を見ている分危険を回避できる可能性が残されているから。
厄介なのがメールやネットで画面を凝視することで視線を完全に外してしまうこと。
ケータイに限った話じゃない。
複雑化するカーオーディオやナビ、そしてiPodの操作なんかもこうした危険因子になりうる。
他人事ではないのだ。
だからこそ、おいらはナビの取り付け位置については何度も触れてきたし、カーAVの複雑化が視線を外す要因になっていると書いてきた。
1秒間よそ見をするだけでも事故は起こりえる。
だからこそ、運転の集中を阻害するようなデバイスは、排除か制限されるべきなのだ。
自分達がどんなに危険なものを操っているか、それが想像できないのであればこうして実例を見せるしかない。
現状では数年に一度の免許更新の際にビデオを見せられる程度だが、それでさえ事故の原因とそれをもたらす結果がどれだけ悲しい事を引き起こすか、という端折った視点のドラマでしか語られない。
一番啓発しなければならない“想像力の欠如した連中”に対しては、上記のような直接的な表現で伝えなければ心には届かないだろう。
Mummy,Duddy wakeup...
なんて事にならないように、させないように。
事故がどれほど恐ろしいものかきちんと伝え、認識する義務が我々ドライバーにはあるんじゃないだろうか。
続きは以下より。
http://www.youtube.com/results?search_query=cow+taster&search_type=&aq=f
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