T型フォードに乗れる!?

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正直言って驚いた。
T型フォードが現存することは知っていたが、実際に走らせるチャンスがあるなんて思いもしなかった。
トヨタ博物館も粋なことをしてくれる。

T型フォード運転講習会に参加してみた

T型フォードといえば、量産化によって多くの人々にモータリゼーションをもたらした立役者であるが、今こうして見ても合理的に作られた工業製品として非常に魅力的だ。

これを自分の手で動かすことができるなんて、ある意味夢のようではある。
例えるなら蒸気機関車を運転できる、みたいなものか。

産業遺産は動かしてなんぼ。
そんな心意気がトヨタ博物館のスタッフを動かしているであろう事は容易に想像がつく。
残念なのが、一度に体験できる人数が限られていることだが、イベント性格を考えると仕方がないところか。
たとえ狭き門だとしても、おいらは応募してみるですよ。


それにしてもインプレスのCarWatchはたまにこうしたいいレポートを上げてくるのは感心する。
実はこうした体験型のイベントというのは日本各地で様々に開催されていたりするのだが、その情報がきちんと伝わらないためにせっかく開催したイベントも認知されずに終わっているケースが多い。
おいらは自動車系メディアのWebページを6つほど常時チェックしているが、こうしたイベントの情報は意外と少ない。
そんな中でもCarWatchは比較的良質な情報を提供してくれているので、最近は特にこまめにチェックするようにしている。
影響力という意味ではCarviewの足元に及んでいない状況ではあるが、良質な記事は必ず読者の定着につながる。
これからも質のいい記事、特にこうしたクルマに関する体験型イベントの情報を充実して欲しい。

などと恐らくここをチェックしているであろうCarWatchの中の人に向かって言ってみる。
 

この記事へのコメント

  • 松下晃

    はじめまして。突然メール差し上げます。webでT型フォードを検索していてこちらのブログを見つけました。
    私、ニュージーランドに23年前より移住し、現在はアルプス山中の温泉、マルイアスプリングスの役員をしています。
    www.maruiasprings.co.nz 10年ほど前からフォードT型に魅せられ、1918年ツーリング、1926年セダン、1926年ピックアップそして1923年の1tonトラックを集めてしまいました。昨年、明治神宮で開催されたトヨタ博物館主催のクラシックカーフェスタに出展し100台中、ツーリングが人気投票で2位を受賞しました。受賞後、2台は友人の加藤氏に譲りました。彼の誘いに乗って今年も28日(土)に開催されるフェスタにこちらから26年式のピックアップを出展するべく先日輸出しまもなく日本に到着予定となっています。明治神宮では展示のみなので、実走させたいという思いが高まり翌日29日(日)に福島のいわき市の平中央自動車学校に協力していただき走行会ができるはこびとなりました。イベント形式にしたいので「運転体験」や「T型と同年代の方達へ思い出ライド」など企画しています。これにあわせて以前からやりたかった日本での愛好会「T型倶楽部」を発足することになり現在会員を募集しています。まだできたてで100%ではありませんが是非web siteをご覧ください。
    www.model-t-ford-jp.com
    どちらかの会場でお目にかかれれば嬉しいです。私は23日の晩に成田に入り12月1日に出国します。よろしくお願いします。松下晃
    2009年11月08日 21:21
  • 海鮮丼太郎

    コメントありがとうございます。
    T型倶楽部、おもしろい試みですね。
    こうした試みは、ぜひいろんな人に知ってもらって体験できる機会を増やしたいものですね。

    当BLOGでも後日エントリーを書かせていただきますが、まずはインプレスのCarWatchやCarviewなど主要クルマ媒体へもご案内の連絡をされてみてはいかがでしょうか?

    T型倶楽部の活動が成功されることを祈っております。
    私も可能であれば、イベントなどに参加させてもらいたいと思います。
     
    2009年11月09日 17:51

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