プジョーさん8位に転落 -7月の輸入車販売-

 
はい、そういうわけで7月の輸入車販売の実績が発表になりますた。

国産車と違ってスクラップインセンティブの影響をほとんど受けてないため、各社のマーケティング施策(助成相当のインセンティブキャンペーンなど)がどう活きたかというのが数字に表れております。

また注目したいのが、経済危機が発生して新車販売に影響を与え始めたのが昨年の今ぐらいの時期からということで、ちょうど一年経過したことになり前年対比の数字から経済状況の要素を割り引いて考えることができるようになった、ということが言えますな。
もちろん状況がだんだん悪くなってきたのでそれに応じて数字も下がっているわけですが、好景気の数字と不景気の数字を比較しないで済むようになった分、分析は少し楽になったんじゃないでしょうか。

で、概況です。
7月の全体の数字は12142台(前年比86%)と、更に前月より4%ほど回復しますた。
上記の通り不景気な状況の中での比較で落ち込み幅が縮小してきたのは、悪い傾向ではないと思います。


ほいじゃ、ブランドごとに見ていきましょうか。、

VW 3083台(前年比 86.6%)
メルセデス 1964台(75.6%)
BMW 2018台(81.7%)
アウディ 1025台(105.6%)
MINI 825台(85.2%)


トピックとしては、メルセデスが絶不調から若干改善しており、75.6%まで改善してきますた。
その他のブランドも若干の改善が見られるので、助成相当のサポートキャンペーンはそれなりに浸透していることが窺えます。
その分利益を減らしているとか言ってますが、元々円高でボッたくってんだからそれぐらいは我慢しましょう。
それにしても、アウディはまた前年比100%越えですよ。まったく、バケモンですか奴らは。

さて、トピックの少ないトップグループと打って変って、第2グループは大波乱が起きてますよ。

ボルボ 444台(103.7%)
フォアット 487台(218.4%)
プジョー 333台(81.0%)
ポルシェ 473台(84.8%)
フォード 254台(90.4%)
アルファロメオ 223台(119.9%)
ルノー 154台(54.0%)
シトロエン 93台(93.9%)


ってことでついに・・・

プジョーさんがフィアットに抜かれて8位に後退!!

7月のプジョーといえば、なんと言っても308ccという今年最大のトピックがあったわけですが、いかんせん量販車種とは言えないため実売台数の上積みにはなりませんですた。ただ、それでも前年対比81%まで戻してきたのは吉兆じゃないでしょうか。来月も数字を落とさなければ、プジョーの復活はホンモノと言えると思います。
ただね…
振り向くとポルシェなわけですよ。
7月末時点での年間販売台数は90台しか違わないので、この勢いだと8月にはポルシェにも抜かれてしまう可能性があります。
さすがにこれはマズいです。
世界を見回しても、量販メーカーのプジョーが高級ブランドのポルシェに実売で抜かれる国なんて無いと思いますよ、ホント。

さて、フィアットの悲願でもあった販売ランキング上位進出ですが、今頃社内ではお祭り騒ぎじゃないでしょうかね。
兎にも角にも、時代の流れという追い風にマーケティングをうまく活かして今月も絶好調。
先日、206からフィアット500に乗り換えたという人にまた会いました。結構な確率でいるみたいですよ、こういう人。
アルファロメオは何が売れてるのかよくわかりませんが、前月より数字を上積みしているというのは、アルフィスタ(笑)の財布の紐も緩くなってきた証でしょうか?あ、そうかMiToがあったか。

こういう趣味車のブランドが売上げを伸ばしてくると、今後の先行きが明るくなってきます。

そして頑張ったボルボさん。
やっと前年対比でプラスに転じることができました。
捨て身の低価格路線と7月から2010年モデルの販売スタートが追い風になりましたかね。
いい傾向だと思います。
これで今年のボルボvsプジョーの戦いには決着がついたと言えると思います。
っていうか、プジョーが勝手に脱落していった感じですが・・・

これによって、商品施策とマーケティングに関して、どちらが正しかったかということも必然的に明確になったわけです。
プジョーシトロエンジャポンは猛省すべきじゃないですか?

デトロイト3の影響を微塵も感じさせないフォードの淡々とした売れ行きと、相変わらずのルノーの低迷。コレオスは売れてないんでしょうか?
この辺は世界の趨勢からするとかなり奇異な情景です。
日本という国はやっぱり特殊なんでしょうか?

それ以下では特に見所はあまりありませんが、サーブの日本撤退の噂で在庫の完売を持って販売終了との報道が成された影響で、今月は30台と地味に売れています。
サーブともなれば、欲しい人が買うというブランドであるし、アフターメンテナンスも新たな移管先が決まるまでGMJAPANが引き受けてくれる以上、それほど心配することなく買う人が多そうです。

それと、フェラーリが76台っていうのもある意味驚異です。
普通じゃないところで、普通じゃないお金の流れがあるんでしょうね。


そんな感じで、やっているところとやっていないところの差がハッキリと出た今月の輸入車販売状況でした。
来月はもう少し状況が良くなってるといいね。
 

この記事へのコメント

  • みき

    はじめまして!
    美紀といいます。
    この度ブログを始めたので挨拶で
    コメントさせて頂きました。

    私のブログは競艇やギャンブルが主になっちゃうと
    思いますが日常の事もいろいろ書いていくので
    よかったらコメントください☆

    http://ameblo.jp/boat-gals/
    2009年08月06日 21:18

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