提携はあるのか?ないのか?

 
三菱自とプジョー、家庭充電ハイブリッド車開発で提携
 三菱自動車と仏自動車大手プジョーシトロエングループ(PSA)は家庭用電源で充電できる新型ハイブリッド車の開発で提携する。エンジンにモーターと電池を組み合わせた駆動部の開発・生産を両社で分担。コストの低減と早期の製品化を目指す。昨年6月に始めた電気自動車分野に続く連携で、ハイブリッド車市場で先行するトヨタ自動車などを追う。
 開発するのは「プラグインハイブリッド車」で、外部の電源プラグから内蔵する大容量電池に直接電気を蓄えられるのが特徴。エンジンとモーターを併用するのは現行のハイブリッド車と同じだが、モーターでの走行距離が10倍程度に延び燃費向上につながる。すでにトヨタが2012年から世界で初めて量産する計画を打ち出している。

さっそく全力で否定。

三菱自、プジョーとのPHV開発の提携報道を否定
 三菱自動車は9日、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)の開発で仏プジョー・シトロエン・グループ(PSA)と提携するとの一部報道について、「記事は憶測によるもの。三菱自動車とPSAはそれぞれPHVの開発を進めており、提携する計画はない」とのコメントを出した。

提携の道を模索しているのは事実だが、それぞれかなりの額と期間を掛けてハイブリッドに関しては研究開発をしているため、そんなにすぐに成果に結びつくことはないだろうなぁ、と。

プラグインハイブリッドに関しては特にインフラ面と走行環境面で日本と欧州のそれは大きく異なっており、提携によるメリットを見出しにくい側面がある。
ただ反面、研究段階における成果の共有は開発コストと期間の削減に寄与するだけに、提携するんだったら早いほうがいい、という考え方もあるわけで。

結局なんだかよくわかりません、というオチになるわけだが、三菱自動車がこの先生きのこるには自動車メーカーとの提携の拡大と共に素材レベルからの優秀なサプライヤーの囲い込みが必要なだけに、三井物産にこんなことやられてる場合じゃない、と思いますが。
頑張ってください、いろいろと。
 

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