一方ルノーに関してはこんなニュースも。
ルノー、「セニック」の販売目標を6割カットへ
日本では見る影もなくなってしまったが、セニックといえば欧州発ミニバンブームの火付け役的存在で、3代目を発表してガンガン売ってくつもりだったんじゃないのか?と。
在庫適正化の一環ということはわかるが、メガーヌシリーズの中でも量販車種であるセニックを60%も目標修正しなければならないほど、欧州の自動車市場はシュリンクしてるんだろうか?
直近のデータでは、やはり日本と同じように全体としては前年比70%程度で推移しており、車種によるばらつきはあるだろうが、量販車種がそれほど落ち込むとも思えない。
ディーゼル低迷の影響もあるのかもしれないが、ちょいと不可解な話ではある。
3代目のセニックがいつ日本に登場するかはわからないが、コスト圧縮が特異なゴーン体制にあっては、2代目の実績が芳しくなかったため投入時期は未定。コレオス次第ってことになるのかもしれないね。
■記事全文
自動車大手ルノーが、今年発表予定の新車「セニック」の販売目標台数を、当初の50万台から20万台に引き下げる見込みだ。ブルームバーグ通信が、フランスの経済誌「レクスパンシオン」の報道として伝えた。「セニック」は現在、1日400台のペースで生産されているという。
同社は2月、2008年12月期に1億ユーロ超の営業損失を計上したことを受け、2009年通期の営業利益率の目標を撤回し、在庫を8億~10億ユーロ程度減らす計画に集中する考えを示している。
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