コレオス登場

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ルノー・コレオスが国内デビュー

ルノーがデザインし、日産が開発し、ルノーサムスンが生産するコレオスが登場。
そっか、コレオス入れるから日産はデュアリスロング(キャシュカイ+2)を日本に入れなかったんだな。
基本コンポーネンツの多くをエクストレイルと共有化していることもあり、この手の車種が初めてであっても品質的な心配はそれほど必要ないと思われる。

一説によると、ルノーがコレオス投入に際する価格設定において、円⇔ユーロレートを130円/ユーロで換算しているとのこと。
これによってクロスオーバーSUVながら319.8万円からという魅力的な価格設定を実現している。

プジョーさんが未だに170円/ユーロの設定であることを考えると、日本におけるコストパフォーマンスは完全にルノー優位になる。
今後ユーロがどのように推移するかは不透明だが、極端なユーロ安に陥ることはそうそう無いだろうし、なによりその時は値上げで対応すればいいのだから、価格を下げるという戦略に比べれば動きは取りやすい。
何気にこの施策は功を奏することになるかもしれない。
なんといっても、これから控えている新型セニックに関しても、かなりのコストパフォーマンスが期待できるのだから。

ルノーの場合、販売店があまりに少ないことと、信じられない箇所の故障が頻発する低品質さをどうにかすれば、まだまだ台数を伸ばせる余地はあるはずなので、いま少し頑張ってもらいたい。 

それにしても、輸入車にもSUVラインナップが充実してきたが、どれも高価格帯になりがちだったので、この価格帯(仮想敵は日産のディアリス)クラスにより多くの選択肢の登場を促すことになってくれるとおもしろいと思う。

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