スバルの撤退により今シーズンはプライベーターとして参戦しているペター・ソルベルグだが、マシンは旧式のシトロエン・クサラを使いまわすという状況にもかかわらず、ポディウムを狙う走りを見せ付けており、必ずしも最新のマシンでなければWRCを戦えない、というわけでもないことを証明して見せた。
スバルに対しては強烈な嫌味にもなっていることだろうが。
そんなソルベルグでも、やはりこれからの夏シーズンを迎えるにあたってクサラで戦い続けることは難しいと考え始めているようで、マシンの乗り換えを検討している、なんて話が。
ソルベルグ、307への鞍替えを検討
そこで選択肢に挙がっているのがプジョーの307WRC。
307ccをWRC仕様にして投入するという仰天案を実行した結果、満足な実績を上げられることなくプジョーはWRCから撤退してしまった。
もちろん、プジョーのマシンがWRCを戦う姿を見てみたいというのはあるのだが、いかんせん307WRCのデキが悪すぎて、パワステやギアボックスが壊れて渋い表情でインタビューに答えるグロンホルムの姿がフラッシュバックしてしまう。
翌年も何チーム化がプライベーターとして307WRCを駆って出場していたが、それほど目立った実績も上げてない。
そう考えると、プジョーに乗るのはうれしいが、307はどうなのよ?とか思ってしまうわけです。
ソルベルグには、勝てるマシンに乗ってもらいたいんだよねぇ。
特にプライベーターという立場で奮闘しているから、メカニカルトラブルでラリーを終える姿はもう見たくないですよ。
ってことで複雑な心境。
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