がんばった自分への誕生日プレゼント

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お誕生日プレゼントは何がいいのか?
そんなことを一日悶々と考えていた。

妻がDEAN & DELUCAで惣菜を買ってきて、ピザとワインでお祝いした。
それはうれしい。
だけど、なんか足りない。

ってことで、自分から自分へのお祝いとして、大好きな映画を観ることにした。
『ビッグフィッシュ』。おそらく、墓場まで持っていくであろう大好きな映画。

どうせなら、素敵なおとぎ話みたいに生きたい。
どうせなら、いろんな世界を見てみたい。
どうせなら、皆に笑ってもらいながら最後を迎えたい。

ユアン・マクレガーとティム・バートンの世界にもうやられっぱなし。
ラスト怒涛の展開に涙が止まらない。

おいらはこんな父になりたいし、こんな息子でありたい。
そしてそれは、いつかは訪れるであろうその時のために、自分の中で心構えにもなるのかもしれない。

この映画が理解できる感性を持った人と一緒にいたい。
結婚する前にはそんな思いでこの作品のDVDを買った。
そしていつかこの作品を一緒に見て、感動を共有したい。

そして今、おいらの前には一緒に観ている妻がいる。
それはきっと、幸せなことなんだろう。

そんなことを考えながらふと妻を見ると、ワインで酔っ払ってウトウト寝てやがる。
今ここに、じわりとだが確実に深い溝が生まれた。

妻よ、おいらがこの作品をどれだけ大切にしてるかわかってるのか?
寝てんじゃねーよ。

ってことで、妻を布団に放り投げて、続きを一人で観る。
ああ、いいんだ。
おいらはこの作品で心を揺り動かされることが、一番の誕生日のプレゼントなんだから。

今日ここで生まれた溝を埋められるかどうかは、妻次第。
まったくもう…
 


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