ということで、若者のクルマ離れが進んだだけでなく、クルマのコモディティ化によって洗車というものにこだわりを持つ層が少なくなってきた。
特に数年前は週末になると順番待ちの行列ができたコイン洗車場が、最近では行けばすぐに洗車できる状況になっているのを見ると、それが事実であることを痛感させられる。
クルマに愛着がなくなってくるということは、それに関連するグッズも売れなくなってくることを意味するわけで、用品メーカーや用品店などアフターマーケット業界は戦々恐々になっている。
そんな中で打ち出したのが4月28日(ヨイツヤだってプププ)は洗車の日というキャンペーン。
洗車をきっかけとしてクルマに触れる機会を増やし、ユーザーの方々にクルマに対する興味を持っていただくとともに、楽しいカーライフスタイルの提案やオートアフターマーケットの活性化を目的として制定されました。
今まで何も手を打ってこなかった状況からすれば、こうした試みは危機感の表れとして十分意味を持つと思うが、そもそも洗車の日であるということをどうやって告知してるんだろうか?
カーニュース系のメディアでしか、この話聞いたことがないんだが。
クルマに興味がない人に対するキャンペーンとなれば、新聞やテレビなんかで告知をすることが必要なんだろうけど、おいらが新聞取ってないから知らないだのかな?とにかく巷の知名度が低いと感じる。
あと1週間だけどどうするんかね?
で、洗車って楽しいか?と問われると、実はあんまし楽しくない。
ちゃんとやろうとすると半日は簡単につぶれてしまうので、万人にオススメできるとは言い難い。
そこで、おいら的カンタン洗車方法をご紹介しておく。
まずは近所のガソリンスタンドに行って、機械式洗車機で水洗い(一番シンプルなコース)をやってもらう。
次に、コイン洗車場へ行って、機械式ではキレイにならないモールの隙間やフェンダーの合わせ目などをジェット噴射で吹き飛ばしながら洗う。
下回りもざっと洗っとくといいよ。
あとは拭くだけだが、いちいちセーム皮で拭き取るのも面倒という場合は、スクィーズ(ワイパーみたいなゴムヘラ)で水をきっちり除去してしまえばあとは拭きあげるだけ。ヒジョーにカンタン。
洗車のコツは“黒い部分をいかに黒く見せるか”という点が重要なので、樹脂パーツやワイパーアームなどの部分は保護艶出し剤なんかでしっかり黒くしておくとキレイに見えてグー。
こんな感じで正味1時間もあれば十分キレイにできるのでオススメですよん。
コストも洗車2回分程度なので高くても1500円はしないでしょう。
あとは好みに応じて粘土使って鉄粉除去したりガラス表面の油膜を取ったりすればいいが、これはホントに好き好きで。
ってことで、カー用品店で買っておくべきものとしては、スクィーズ、セーム皮、折りたたみの出来るバケツ、シャンプー。このぐらいかな。
あとは使い古しの歯ブラシがあれば、細かい隙間をゴシゴシする時に便利。
用品だけでも3000円あれば済むから、このぐらいは買ってもいいんじゃねーかな。
そんなわけで4月28日を有意義に過ごしましょう。
得てして洗車した翌日は雨だったりするもんだがw
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