2月の輸入車市場をメーカー別に語ってみる
さて、総論的なことを語った後は、記事も出たことだし各ブランドの実績に一喜一憂する番ですよ。
ってことで、恒例のトップ3+αを見てみましょうか。
VW 2873台
MB 2105台
BMW 1505台
VWとメルセデスが揃って-35%程度の落ち込み。
この期に及んでポロが571台も売れているっていうのはVWの底力だね。
それに対して一歩後退なのがBMW。先月に続いて-40%以上も落としているというのは、不況の影響をモロに受けているのがBMWの顧客層だということになるわけだ。
メルセデスよりはインテリ層という顧客層ゆえに、非常にわかりやすい構図ではある。
アウディ、MINIに関しては前年対比80%以上を維持しているので、不況にあってもこの2ブランドだけは堅実に推移していることになる。
MINI値上げの影響は…ほとんどないんだろうな。
第2勢力であるボルボさんとプジョーさんは激烈な争いを展開中。
今月はかつての5位争いをしていた頃を髣髴とさせる大接戦。
されど前年対比で仲良くほぼ半減。
ボルボさん 304台
プジョーさん 302台
どちらも量販メーカーとして意地があるだろうから今年はこの2社の争いが一番面白いかもしれない。
ボルボさんは値下げした新ラインナップが、プジョーさんは60万円引購入サポートなどの目玉施策を打っており、これらの数字に反映されるのは3月だろうから、ここでどういった数字が出るか来月の結果に期待したい。
さすがに今月はプジョーより数字を下げているものの、それでも214台も売るポルシェはバケモノか。
ポルシェ 214台
フィアット 239台
フィアットは全幅が拡大傾向にある欧州車の中で、プント、パンダ、Fiat500とすべてが5ナンバーというのがアドバンテージになってる。
確かにチンクを街中で見かける機会がとても増えたし。
これでもう少しだけ信頼性が上がれば、日本でちゃんとビジネス展開できるメドが立つんじゃなかろうか。
もう少しの辛抱だから、頑張って欲しいですよ、ホント。
それ以下で気になるのはこの辺か。
ルノー 136台
ヒュンダイ 123台
シトロエン 117台
スマート 65台
トゥインゴとカングーしか売れないルノー。そのカングーも大幅サイズアップが控えているだけに、これからどうするつもりなのか。
撤退モードになりつつも、会長の撤退はしない宣言でなんとか踏みとどまっているヒュンダイは、思い出したように販売を伸ばすことがある。
おそらくは、法人向けに一括納車でもしたんだろう。
タクシーでも見かけることが少なくなっただけに、これらがどこに収められたのかちょっと興味があるぞw
シトロエンはプジョーとセットで年間1万台売れればいい、ってな感じでマターリモードにでも入ったか。
ロゴ変更に伴うCIにどれだけのディーラーが追従するか、その辺から本気度が推し量れるかもしれない。
そしてスマートさん絶不調。
高い、乗り味がスマートじゃない、店が売る気がないでは数字を伸ばすことも難しいか。
しかも、先代スマートより燃費が悪化しているって、いったい何のギャグなのかと。
アイドリングストップ機構を付けただけでマイルドハイブリッドを名乗るようでは、乗るのが恥ずかしいクルマの仲間入りになりかねない。っていうか、もうそうなりつつある気がする。
こんな感じで、揃って数字を下げている中で、ヒュンダイを除いて何らかの魅力があるメーカーはそれなりの実績を上げていることが見て取れる。
輸入車という性格上、後から何らかの理由というものを商品に付加することはできないが、提案によって商品性に付加させることはできるんじゃないかと思うわけで、ぜひともそうした提案が出てくることに期待したいというのが2月の総括なのでした。
この記事へのコメント
凡侭
BMWなんか、MC前とはいえ335iの6気筒ターボが新車の320iに近い価格で買えちゃうし。
通りすがり
ヒュンダイの「思い出したように販売を伸ばす」件ですが、沖縄のレンタカー業者向けかと思われます。
たぶん日本で走っているヒュンダイの大多数が沖縄でわナンバーを掲げて頑張っているのではと思われます。
海鮮丼太郎
ちょっと沖縄のレンタカー会社調べて見ます(笑)