見える価値と見えない価値・・・
「最近のプジョーはボディ幅が大きい」とお客様から言われます。
確かに日本の道路事情を考えると・・・しかし、プジョーの発祥の地!フランスでは日本の様に立体駐車場がありませんし、ボディ幅が大きい理由として安全性があります。
ボディ幅が大きくなる=側面衝突の安全性を高めているんです。
確かにそれは事実であろう、と。
室内寸法が307とほとんど変わらないのに全幅が60mmもアップしたのは側面衝突のための対策としてドア部分を分厚く盛り上げたというのが308であることは理解できる。
ただ、それで衝突安全性能が他車に比べて際立って高いわけではない。
同時期に実施されたEuroNCAPのテストでは、もっとコンパクトなフィアット500やキアのシードでさえ乗員保護の評価では同じ5つ星を獲得している。
もちろんテストだけで安全性を語ることが愚かなことぐらいわかっている。
衝突安全を確保するための努力が随所に盛り込まれていることもわかっている。
しかし、それが308のボディ幅が大きいことの説得材料にはならないでしょ、と言いたいわけだ。
事実として、多くの日本の立体駐車場に入らない全幅になってしまったという事実を変えられるわけではない。
(実際はパレット幅1810mmのうちのマンションの立体駐車場にはかろうじて入ったのだが)
プジョー目白や調布の外部BLOGは、公式BLOGでは書けないような本音の部分を明かしてくれていたりする(たとえば308swのデモカーを販売するよ、みたいな情報も含む)ので、プジョーディーラーが何を考えているのかというのが比較的ダイレクトにわかりやすいので好感を持って読んでいる。
しかし、せっかく主張するのなら、もう少し突っ込んだ主張を聞かせていただきたい、というのが本音。
308は価格と全幅がウィークポイントになっているということは、販売現場の人が一番強く感じている部分だと思うわけで、それに対する回答を、BLOGという不特定多数の人に見てもらう場で提示してもらいたいのだ。
そこで興味を持った人が、初めてディーラーを訪れる。そんな機会を狙ってのBLOGなわけでしょう?
まぁ結局のところはプロダクトそのものはフランスからの輸入車であって、ディーラー単位でどうにかできる問題ではないだけに、だからこそ何か逆転の発想で全幅の問題を凌駕するような提案をしてもらいたいのだ。
ちなみに。BMW3シリーズはマイナーチェンジで日本の事情に合わせるためにドアノブの形状を変更することで全幅を1800mmに抑える改善をしてきた。
やるところは、ちゃんとやってるのよね。
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