プジョー日本法人、シトロエン車を併売 15県の販売店で
プジョー・シトロエン・ジャポン(東京・渋谷)はプジョー販売店でシトロエン車を併売する。3月をメドに山形や宮城など15県のプジョー店で、シトロエン車の注文を受け付ける。2008年1―11月の国内販売は前年同期比でプジョー車が25%、シトロエン車が32.5%落ち込んでおり、併売で販売をテコ入れする。 同社のブランド戦略上、プジョー店で大々的にシトロエン車を扱うことはできないため、シトロエン車の展示や宣伝はしない。各販売店には看板や専用修理工具など、100万―200万円の投資を求める。販売店のマージンなどは3月までに詰める。
展示もしないで販売とはこれ如何に。
まぁ、シトロエン海苔は変態だから、別に実車を見なくてもメンテだけしてくれる販売店があれば、安心して買うだろうって狙いなんだろうか?
大金掛けてブルーボックスコンセプトで構築したディーラー網を、さらに改装させるんかいな。しかもディーラー負担っていうのはこのご時世ギャグがキツイですな。
元々PSAとして同一資本のプジョーとシトロエン。
昨年には効率化のために別々だった日本法人をPCJ(プジョーシトロエンジャポン)にしたわけで、その頃から併売の噂があったため流れとしては自然ではあるが、やはり販売店に期待することといえば実車の展示と試乗でしょ。
ブルーボックス化の投資は無駄になるかもしれんが、やるんだったらPSAディーラーとしてフィアットのように複数ブランドを扱う店舗展開にしていった方がいいんじゃないかと思うんだが。
記事からはどの店舗が対象になるのかハッキリしていないが、北海道や東北などシトロエンのディーラー網が手薄なエリアでの苦肉の策という気がするので、これが全国的な流れにはならないだろうけどね。
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