スロットカーがこの先生きのこるには?

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ショッピングモールに店がたくさんある街・・・じゃなくてショッピングモールがたくさんある街として有名になりつつあるセンター北&南エリア。
その中でいまいち特徴を見出し難いショッピングモール『港北みなも』内に、“国内最大のスロットカーサーキット”を表するSLOT CARS YOKOHAMAなる施設がある。みなも3F、セガのゲームセンターの隣。

この手の施設は表参道ヒルズに出展して話題になった京商のKYOSHO OMOTESNADOなどが有名だが、京商の場合はラジコンやミニカーといったトータルな商品群を扱う中にスロットサーキットがある店構えに対して、SLOT CARS YOKOHAMAはスロットカーに限定した直球勝負の品揃え。
運営しているのはSLOT CARS JAPANという会社だが、たまごっちなどを企画したウィズの新規事業ということで、複数による協業というスタイルを取っているようだ。

で、オープンから1年ちょっとが経過した12月年末商戦の日曜日。
ちょっと気になってたので中を覗いてみると・・・
お客さんがいないんですよ・・・

入口に客寄せのために設置してあるミニサーキットで遊ぶ子供はいるものの、中に入ると6つもあるコースでプレイしているお客さんがおらず、スタッフがデモ走行を延々と続けている状況。
スロットカーの啓発と普及を狙ったショウルームの意味合いもあるんだろうが、さすがにこの状況はマズいんじゃなかろうか。

確かにスロットカーという娯楽は、歴史は長いもののなかなか日本では定着することがなかった。
日本では独自にミニ四駆という文化が花開いたが、スロットカーは決まったコースを走行するという基本ルールは変わらないものの、自分で速度をコントロールするテクニックが必要となるため、ミニ四駆を卒業したユーザー層を弾きつける可能性が無きにしも非ず。
そんなところを狙って、比較的リッチなファミリー層の集う港北エリアに出店をしたんだろう。

銀座の博品館でRACING PARKを運営するなど、こうしたサーキットの運営ノウハウは持ち合わせているんだろうが、入口のサーキットで遊ぶ子供が比較的簡単に飽きて放り出してしまったところを見ると、子供の興味を喚起させるためには何か別の要素が必要だと感じた今日この頃。

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例えば、ミニ四駆の場合は、コロコロコミックに連載された「ダッシュ!四駆郎」&「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」によって何度もブームに火がつき、メディアミックスの典型例として後のおもちゃ市場に甚大な影響を与えたのは記憶に新しい。
もはや子供の興味を煽るにはこうしたメディアミックスは不可欠な時代になってしまった。
それに対してスロットカーのラインナップは、基本的に実車を忠実に再現するというベクトルに向いており、リアル志向だ。
若者がクルマに興味を示さないのと同様、子供もあまりクルマに興味を示している感じが見受けられない。
その辺がスロットカー、というよりリアルなクルマで遊ぶという方向に向かない大きな原因という気がしないでもない。

最近コロコロコミックなどを読んでないので実情はよく知らないが、スロットカーという娯楽を定着させるには、まずメディアミックスでストーリー性を強調し、場合によってはオリジナルデザインのスロットカーなどをリリースしていくような方向性が必要な気がした。

もしくは子供層をバッサリ切り捨てて、京商が表参道ヒルズで展開しているように、完全に大人向けのホビーとして定着を図るか。

いずれにしても、この状況がSLOT CARS YOKOHAMAの営業努力が不足しているから、と言うつもりは毛頭無く、スロットカーという娯楽に関して何か別なアプローチが必要では?なんてことが言いたいのでした。
 
 

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