クルマ広告オブザイヤー



イギリスのAUTOCARがやっていたCar Ad of the Year 2008というクルマ広告の大賞をネット投票で決める催し。
欧州のクルマ広告は個性的なものが多く、クルマというカテゴリに切ったとしてもこれだけバラエティに富んだものが集まるところがすごい。

そして栄冠に輝いたのが、上記のVWポロの歌う犬の広告。秘密を隠す犬のしぐさがかわゆい。
CG合成のレベルとしてはたいしたことはないが、それよりもシチュエーションとしての面白さがウケたということなんだろう。

個人的にはメッセージ性としてはシトロエンC5が強烈だなぁと思った。
もはやドイツ車に引けを取らないというメッセージ性は理解できるが、なんつってもフランス車であるシトロエンがドイツを格上と認めたうえでのアピール。
このCMに許可を出したシトロエンもすごいと思う。


“NEW CITROEN C5. UNMISTAKEABLY GERMAN(紛れもなくドイツ)”っていうのも、すげぇメッセージだな。
 
 
 







クルマの部品を使って演出するという発想は、ホンダアコードのCMシビックのCMの影響を受けてると言えるね。

一方ホンダはDifficult Is Worth DoingというコンセプトCMを展開。
これ、3分間の広告枠を生中継でやったところがすごい。




こういう歴代のクルマを使ってクロスオーバーさせるCMは趣があっていい。
ルノーという歴史のある会社だからこそできるCMだね。



Toyota's Prius 'Absurd Idea' TV ad
YouTubeで映像が見つからなかったのでリンクだけ。アインシュタインの言葉を引用したプリウスのCMね。

Vauxhall's Meriva and Zafira 'Adjust Your World' TV ad
こっちもリンクだけ。
 
 

この記事へのコメント

  • オペラ紅白歌合戦

    「そんなにドイツ風味のクルマが好きならつくってやるよ!」って消費者に対する逆ギレ感(+お前たちはセンスというもんがわかってないね~感)が満々なCMだね。
    ベタなドイツの表現にワロタw・・いまどきドイツでもあんな格好で料理を出すお姉さんはいないだろう・・いらたうれしいが。(お姉さんのエロさしか頭に残っていない俺って・・)
    2008年11月22日 08:50

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